喋れず少女(狼ゲームアナザー) (ページ26)

今日:25 hit、昨日:13 hit、合計:362 hit

次の日。ページ26

サラ「…………」

来て、しまった…

……

サラ「…私はやれる、私はやれる…
す、すみません…！」

医者「…はい、何でしょうか」

サラ「あっ…う、サト、じゃなかった…
米森サトルさんは…いますか…？

伝言を…お願いしたくて…」

医者「米森先生に伝言?
いいよ。」

サラ「…えっと…
わ、わ…っ…」

「深呼吸してごらん」

脳裏に焼き付いたその声を反芻して…

サラ「……、すー…ふー…

…夜…この場所で…と。」

紙を差し出す。

医者の人は、すぐに受け取ってくれた。

医者「米森先生に渡しておくね。」

サラ「あっ…ありがとうございます…！」

…よかった。

そのご、帰り…

ゲーセンに寄った。

なんだか、久しぶりな気がする。

得意なリズムゲームをトカトカと…
やってると、隣から声が聞こえた。

？？？「……そこは、緑と赤が反転するから
注意しててね」

………………

サラ「…ユウトくん…？」

ユウト「やあ、黒羊。」

サラ「…ユウトくん…生きてた…」

ユウト「…脱出できたんだよね…
黒羊も脱出できてよかった」

サラ「…もはや黒羊定着なんだ…」

ユウト「…ふふ

…そういえば、あれから誰か死んだの？」

サラ「…オサムさんとか…アオリさん…」

ユウト「…そっか…
あれ、マジのだったんだね…」

サラ「…うん…」

ユウト「………じゃ、連絡先交換。どうせ再会できたんだから」

サラ「…うん」

…そこから、ユウトくんと別れて…

指定の場所についた。