そこにいるのは ページ3
リツ「おっ、来たぞ!」
サラ「(……ぽかーん)」
チエ「あ…貴方が、ここにつれてきた犯人さんですか…?」
サラ「え……ぁ…っ、ち………う」
ふるふると頭を振り、違うと回答。
マキ「…君も、誰かに連れてこられたんだね」
ミホ「怖いでしょう…未成年、かしら?」
サラ「………(ふるふる)28」
リツ「え!?ちっこいのに…」
人のこと言えない…
タクヤ「けど、まだ空いてない扉があるな。」
オサム「なんだかワクワクしてきました♪」
タクヤ「…まじかよ」
ギィ…
サトル「お…開いたようだね…」
サラ「……あ…」
ミホ「見覚え、あるの?」
サラ「……ある…け………。
は…ない」
ミホ「えっと…なんて?」
サラ「ぁ、ご、なさ…」
サトル「うん?」
白衣の男が、ゆっくりと近づいてくる。
少し怖くて、身構える。
サラ「ぁ…」
サトル「……」
目線を合わせると、ふわ、と笑った。
サトル「…ゆっくり、深呼吸して。」
サラ「へ…スー…ゥー…ふー…」
サトル「そうそう。そこから…喋ってみて、ご覧?」
サラ「みた、こと…ある…はなした、こと…ない…
…あれ?」
サトル「緊張や心身的ストレスで声が出にくかったのかもしれないと思ってね。こうみえて、私は精神科医なんだ」
サラ「…よねもりいいん」
サトル「!…なるほど、多分別の誰かが君の担当をしてたんだね。そうか…。」
ミホ「なるほど…。」
リンタロウ「可愛い声!」
ぴたっ、とくっつかれる。
ビクンッ!
サラ「や…ぁ」
触られるの、怖い。
リンタロウ「あっ…ごめんね。」
サラ「…その、こえ…」
リンタロウ「ん?」
サラ「…さっ、き、へや…いた?」
リンタロウ「うん、いた!
別の部屋だけどね♪」
サラ「…そっ…か」
さっきの言葉を言っていたのは、彼だ。
…それに…
オサム「ーー。ーーー♪」
ショウマ「♪♪、!!」
なんで、あいつらがいるの?
ユウヤを…ユウヤを、殺した二人が。
???「み、みなさん!ようこそ!
まずは、名前の書いてある席に座ってください!」
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作者名:ライグリール | 作成日時:2024年2月22日 17時