絶プリ 狼ゲームアナザー 囚われの館 男子ちゅーしんはんのうしゅー！

彼のことを好きなモブが嫉妬で貴方を傷つけたら　狼ゲーム(サトル　タクヤ　ショウマ) ページ36

サトル

「Aさん…！うぁっ」

よろめいた貴方を支えようとして、
自分も倒れてしまいました。
けらけらと笑うモブに、睨んで…

「…そうか。君は…そういう人なんだ」

しゅっ。

何かを吹きかけて…モブさんの意識を飛ばした後…
ちゃんと手当をして、事の顛末を見届けるように言われます

「……目を覚ましたかい？」

ゆら、と手に持っているのは注射器。
どうやらサトルさん…本気で殺しにかかるようで。
……なんて、そんな訳はなく。
全部、サトルさんの渾身の演技です。

「…今…凄く苦しむ毒を、君に投与してあげるよ。
それが…彼女を傷つけたことに対する贖罪だからね…」

怖気づいて逃げるモブと、へなへなと座り込むサトルさん。
そこに駆け寄ると…

「…怖かったね…大丈夫かい？
傷が痛むだろうし、家で続き(デート)をしよう…。
とりあえず冷やしたいから、湿布を買おうか…」

…捕まらないか心配。

タクヤ

「…クソッ…大丈夫か、A…
待ってろ、すぐ手当しような。
……おっと、逃げるなよ？」

貴方を傷つけた、その腕をしっかり握りしめ…
警察へ連行します。
逃げようとしても、そうは行きません。
ユキナリの夢に出てきた様子さながらの威圧。

「…幸せだろ？好きなやつに握られてよ」

優しいタクヤでなく、目が座ってます…

「俺の彼女を傷つけたことは…
一生許さねえけどなぁ？」



ショウマ

「………チッ」

ブチギレショウマ。
ユ(((にあったときさながらの顔で、
女性の腕を捻り上げます。

悲鳴を上げても、離そうとせず。

「お前…俺の彼女に手ぇ出すのは違うだろ…」

貴方の声でようやく正気に戻ると、
モブを離しました…
腕には、くっきりと手の跡が。

「…やっちまった。でも…、
これくらいがちょうどいいだろ。」

貴方の頬を挟んで、
優しく微笑み…

「ほらほら…へへ…可愛い…
冷やすもん買おうな〜」

…いつもの、ヘラヘラショウマ。
あのキレたのは…ミリも思い浮かばせません。

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