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52話 ページ5

『…ふぅ。』


ベンチに座り汗を拭うA。
ハードスケジュールを淡々とこなしてるけど、その表情には疲れが見える。


「A、本当に平気?」

『ふふ、大丈夫ですよ。』


俺が声をかけるとすぐにいつもの笑みを浮かべる。

…そうやって平気なフリするから余計心配になるんだよ。


『けどそやなぁ、大谷さんがキスしてくれはったらもっと頑張れるかも。』

「へっ!?」


一気に顔が熱くなるのがわかった。


『ね、大谷さん。』


Aは俺の腕を引いて色っぽく笑う。


『だめ?』

「ダメじゃ、ないけど…」


ちょっと待って、


そう言いかけた時。




「〈今日の練習もハードだったな…。〉」

「〈あぁ…もうクタクタだよ…。〉」

「〈ん?Aがもうロッカールームに居るなんて珍しいじゃないか。〉」

「〈オータニも、体調でも悪いのか?〉」


次々とロッカールームに入ってくるチームメイトたち。
反射的にAの手を振り払い距離を取る。



「〈いや、元気だよ。〉」


そこまで英語に自信がある訳じゃないからシンプルに答えると不思議そうな顔をされた。


「〈本当に?熱でもありそうな顔してるけど。〉」

「えっ」

「〈やめとけやめとけ、どうせA関係なんだから。〉」

「〈ははぁ、なるほど。〉」


その後も言いたい放題言われ揶揄われる始末。
けど、こんなことになった原因の張本人はあっけらかんとした顔でプロテインを飲んでいる。

ちょっとは助けてくれても良くない?


そう思って睨むとAは小さく笑った。


『続きはまた今度くださいね。』

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もん(mon)(プロフ) - ゆららさん» こちらこそ削除させてしまい申し訳ございませんでした。更新頑張ってください!応援してます(^^) (1月1日 9時) (レス) id: 1f4439cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - もん(mon)さん» あけましておめでとうございます。今書いている小説が一段落したらまた書かせていただこうと思います。今回は本当にすみませんでした… (1月1日 9時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
もん(mon)(プロフ) - ゆららさん» あけましておめでとうございます!仕事で返信が遅くなってしまいもう訳ございません…。私の方にも同じような報告が何件かあり確認させて頂きましたが先輩の主人公面白かったです!今回は偶然にも似てしまいましたので違う書き出しでもう一度書いて頂けたら嬉しいです! (1月1日 8時) (レス) id: 1f4439cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - もん(mon)さん» 2度も失礼します。やはり失礼になってしまうので削除させていただこうと思います。本当に失礼いたしました (12月31日 20時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - もん(mon)さん» 失礼します、先程コメントで話の内容が似ているとの情報があり謝罪に来ました。確かに読んでみるととても話が似ていました。ですが、結末は私が考えてるのとは違いますのでもし不快であれば直ぐに削除いたしますがどうでしょうか…… (12月31日 20時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mon | 作成日時:2023年12月27日 12時

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