45話 ページ46
大和「あー…」
僕の話を聞いた敢助君は少し…いや、かなり気まずそうに目を泳がせた。
諸伏「聞きたいと言い出したのは君ですよ。」
大和「思ってたより生々しかったんだよ。てかお前でもそういう事考えたりするんだな。」
諸伏「それは…私だって男ですから」
恥ずかしさを紛らわす為に開き直ってみれば敢助君は笑い出した。
大和「はは!ま、そうだよな。けど、まだ諦める必要はねぇだろ」
諸伏「え?」
大和「たとえ冗談だったとしても、Aにとってお前はキスできる相手っつーことだろうが。頼んでみたらお前のして欲しいことしてくれるかもなぁ?」
敢助君は楽しそうに笑う。
僕のして欲しいこと…
諸伏「…っ/// か、揶揄ってますよね!?」
バシバシと敢助君の肩を叩くと少し呆れたような顔をされた。
大和「何今更恥ずかしがってんだよ…」
諸伏「ずっと穴があったら入りたい思いですけど。」
大和「だったら何で話したんだよ?」
諸伏「別に…懺悔みたいなものですよ。」
大和「懺悔ねぇ…。」
諸伏「A君には内緒ですよ。私がAくんに対して、ふしだらな事を考えていると言う事は。」
帰る支度をする為に立ち上がり、身なりを整え始める。
大和「あー…コウメイ。その…別に変な事じゃねぇからな。好きなんだからそういう事考えるのも自然な事だ。お前は諦めようとしてるが、俺は応援してるぜ。」
諸伏「!」
葵(大丈夫、おかしなことじゃないわ。恋ってそういうものよ。)
敢助君までそんな優しい言葉をかけてくれるんですね。
諸伏「…ふふ、それは心強いです。」
184人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もん(mon)(プロフ) - Excuse meさん» すみません!友達が使いたいと言っているのでこちらの作品はご遠慮ください…>_< (2023年1月31日 13時) (レス) id: 1f4439cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
Excuse me(プロフ) - pixivで書いてもよろしいでしょうか?主人公の名前、タイトル変えます (2023年1月31日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 好きぇぇぇぇぇぇえす!!!!!高明さん可愛いひろ可愛いみんな可愛いご馳走様です更新楽しみにしています(( (2023年1月27日 14時) (レス) id: df5dd681a2 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。面白いです。主人公君と諸伏警部の絡み最高です。主人公君と長野県警組の絡み面白いです。 (2023年1月13日 16時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - 絵は自分で書いたのですか? この主人公のCVは島崎信長さんかな? (2023年1月12日 19時) (レス) @page1 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もん(mon) | 作成日時:2023年1月3日 10時