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32話 ページ33

『翠川さん一体どこ行ったんだ…』


大和たちの聴取が終わってそうな頃を見計らい翠川さんの家に行ったが留守だった。


『ん、なんだあの煙…。あそこは確か希望の館が…まさか…っ』


遠目だが希望の館がある方向から黒い煙が上がってるのが見えた。
胸騒ぎがして車の速度を少し上げ希望の館へ向かう。

途中大和から電話が入った。
ハンズフリーに切り替えて出てみれば大和の慌てた声がした。


大和「お前今どこだ!?上原から希望の館が燃えていると連絡があったんだが、もしかしたら中にコウメイが取り残されてるかもしれねぇ!」

『諸伏が?俺も火事に気づいて今向かっている。あと2分ほどで到着だ。』

大和「そうか!俺たちより早そうだ。コウメイの事頼んだ!」

『了解。』



到着したが思ったより燃え広がっている。


『上原さん、状況は?』

上原「Aさん!諸伏警部を追ってここまで来たんですけど、私が来た時にはもうこんな状況で…車が置いてあるからきっと中にまだ…。正面も裏口も炎が燃え広がっていて中に入れません…。」

『わかった、ちょっと見てくる。危ないからもう少し下がって待ってて。』

上原「見てくるってどうやって…!?」

『窓からなら何とかいけそうだ。』


諸伏がいる可能性が高い赤い壁の部屋の隣、葵の部屋の窓からはまだ炎が見えていない。

車の中に常備してあるロープを持ち、腕時計に仕込んだワイヤーをテラスの柵に向かって発射させた。
ワイヤーの先端は勢いよく飛んでいき上手く柵に引っかかった。

ワイヤーを手繰り寄せるように壁を登っていき葵の部屋の前まで来た。
当然だが窓の鍵は閉まっている。


『…しかたない』


胸元のホルスターから銃を取り出し窓に撃ち込む。
ガラスは割れ、無事中に入ることが出来た。

煙を吸い込まないように隣の部屋に行くと諸伏が倒れていた。


『諸伏…!諸伏、大丈夫か?』


…意識はないが呼吸してる。
頭を殴られてるみたいだな…。


『全く世話が焼けるな。…けどもう大丈夫だ。』

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もん(mon)(プロフ) - Excuse meさん» すみません!友達が使いたいと言っているのでこちらの作品はご遠慮ください…>_< (2023年1月31日 13時) (レス) id: 1f4439cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
Excuse me(プロフ) - pixivで書いてもよろしいでしょうか?主人公の名前、タイトル変えます (2023年1月31日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 好きぇぇぇぇぇぇえす!!!!!高明さん可愛いひろ可愛いみんな可愛いご馳走様です更新楽しみにしています(( (2023年1月27日 14時) (レス) id: df5dd681a2 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。面白いです。主人公君と諸伏警部の絡み最高です。主人公君と長野県警組の絡み面白いです。 (2023年1月13日 16時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - 絵は自分で書いたのですか? この主人公のCVは島崎信長さんかな? (2023年1月12日 19時) (レス) @page1 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もん(mon) | 作成日時:2023年1月3日 10時

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