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14話 ページ15

あれから聞き込みを終え、敢助君の家へと向っている。


コナン「ねぇ、Aさん。聞き込みどう思った?」


白眉の少年が不意にA君に尋ねた。


『流石に4人は大変だと思ったな。』

コナン「いや、そうじゃなくて…っ」

『…はっきり言うとさっぱり分からなくなった。』

蘭「でも直木司郎さんって人、怪しかったですよね?」

『確かに挙動がおかしかったな。』


「指紋が出た」とカマをかけながら聞き込みを行ったが、
直木司郎さんはだけは明らかに焦りを見せていた。
こちらから聞いてもいないのに、前回行った時に他の画材ももしかしたら触ったかもしれない、とも言っていた。


『だから分からなくなったんだ。俺がダイイングメッセージから読み解いたのは別の人物。どうして直木さんがあんな反応を示していたのか…』

諸伏「!」

コナン「え!Aさんあの赤い壁のダイイングメッセージ解けてるの!?」

『部屋に入った瞬間に分かった気でいたが…証拠は何もないし、直木さんの発言も引っかかる。もう一度考え直さないとだな。』







敢助君の家に到着し、少年と娘さん、そしてA君は先に車を降りた。


ヴー、ヴー

自分も車を降りようとした時、助手席の辺りからバイブ音がなっていることに気づいた。


諸伏「このスマホは…A君のものでしょうか?…おや」


ディスプレイに表示されている名前には見覚えがあった。



"諸伏景光"



…どうして彼と弟が連絡をとっているのだろうか?

自分が知る限り二人が関わったのはあの事件の時の1回のみ。

警察を辞めたと聞いて以来連絡がつかなくなったのは、公安に配属されてどこかに潜入しているからだろうと思っていたが…


気付くと電話は切れており、不在の通知が残った。






皆さんの所へ向かうと、A君は毛利探偵に報告をしているようだった。


諸伏「A君、お話中すみません。これ、車に忘れてましたよ。」

『ああ、ありがとう。』


A君は画面を確認すると満足気に微笑んだ。

…景光からの着信を見てその反応。



ヴー、ヴー

そしてまた電話がかかってきたようだ。


『ちょっと失礼。』

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もん(mon)(プロフ) - Excuse meさん» すみません!友達が使いたいと言っているのでこちらの作品はご遠慮ください…>_< (2023年1月31日 13時) (レス) id: 1f4439cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
Excuse me(プロフ) - pixivで書いてもよろしいでしょうか?主人公の名前、タイトル変えます (2023年1月31日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 好きぇぇぇぇぇぇえす!!!!!高明さん可愛いひろ可愛いみんな可愛いご馳走様です更新楽しみにしています(( (2023年1月27日 14時) (レス) id: df5dd681a2 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。面白いです。主人公君と諸伏警部の絡み最高です。主人公君と長野県警組の絡み面白いです。 (2023年1月13日 16時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - 絵は自分で書いたのですか? この主人公のCVは島崎信長さんかな? (2023年1月12日 19時) (レス) @page1 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もん(mon) | 作成日時:2023年1月3日 10時

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