1話 ページ2
景光｢Aー？そろそろ起きないとだろ？｣
ガチャ、とドアが開けられる気配を感じ少し身構えたが、
聞きなれた声だった為体の力を抜く。
『あぁ、そうだな…起きるか。』
布団から起き上がり大きく伸びをすると、景光｢わっ！｣と声を上げた。
景光｢寝る時はちゃんと服着てって何回言えばわかるんだよ！｣
景光は顔を赤くしながら言った。
『お前…もう二年目だぞ。いい加減慣れろよ。』
組織潜入中だった友人、赤井秀一から｢お前が気にかけていたスコッチの正体が公安だとバレたから手伝ってくれ。｣と連絡が来たのは2年前の話。
景光がスコッチとして潜入していることはICPOでたまたま見たノックリストで知っていた。
秀一の元へ到着した頃には、景光がスマホ越しに自分の心臓の辺りを撃ち抜いていて、全身の血の気が一気に引いたのを覚えている。
幸い心臓の手前で弾が止まっていたのが救いだった。
秀一に持つように言ってあった火薬少なめの弾丸が入った拳銃が役に立ったようだった。
潜入に役立つと思い取得していた医師免許と手術技術によって、景光は一命を取り留め現在に至る。
何故当たり前かのようにうちで匿うことになっているのかは俺には分からない。
たしか降谷からの提案だったと思う。
『だいたい組織の任務でハニートラップやってたんだから裸くらいどうってことないだろ。』
景光｢…！なんでそれ知って…！｣
『秀一に聞いた。｢あんなお粗末なハニトラで引っかかるヤツの気が知れない(赤井ボイス)｣ってな。』
景光｢ライの声うまっ！…っていうかあいつそんなこと言ってたのかよ！…初めての割に頑張ったと思うんだけど！｣
『まぁアイツは手馴れてるからな。経験値がお前とは違いすぎる。』
俺は景光の髪をサラッと一撫でし、着替えを始めた。
『今日は依頼が入ってなかったと思うからそんなに遅くならないと思うぞ。』
景光｢うん、夕飯作っとくな。｣
『悪いな、いつも家の事任せっぱなしで。』
景光｢今はあんまり目立たないように仕事量減らしてもらってるし全然大丈夫。｣
『ありがとな。じゃ、行ってくる。』
景光｢ん、行ってらっしゃい！｣
頬同士をくっつけﾁｭｯと口で鳴らす。
ビスと言うフランスの挨拶なのだが、
長い間フランスで暮らしていた為、景光と暮らし始めた時についやってしまって茹でダコのようにさせてしまったのをよく覚えている。
今では景光も慣れたようで自らしてくれるようになった。
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もん（mon）(プロフ) - Excuse meさん» すみません！友達が使いたいと言っているのでこちらの作品はご遠慮ください…>_< (2023年1月31日 13時) (
レス) id: 1f4439cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
Excuse me(プロフ) - pixivで書いてもよろしいでしょうか？主人公の名前、タイトル変えます (2023年1月31日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 好きぇぇぇぇぇぇえす！！！！！高明さん可愛いひろ可愛いみんな可愛いご馳走様です更新楽しみにしています（（ (2023年1月27日 14時) (レス) id: df5dd681a2 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。面白いです。主人公君と諸伏警部の絡み最高です。主人公君と長野県警組の絡み面白いです。 (2023年1月13日 16時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - 絵は自分で書いたのですか? この主人公のCVは島崎信長さんかな？ (2023年1月12日 19時) (レス) @page1 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もん（mon）
| 作成日時：2023年1月3日 10時
