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10話 ページ11

コナンside…


あれから数ヶ月がたったが、クラウンさんが再び俺たちの前に現れることは無かった。

沖矢「ぼうや、今日も夕飯を食べてくか?」


(沖矢昴という人間を信じてみたくなっただけだよ。)

(…秀一の事を頼んだ。)

あの時のクラウンさんの言葉からすると、昴さんが赤井さんと言うことはあの夜まで知らなかった。
でも赤井さんとは知り合い…しかも名前で呼ぶ程の仲のはず。



コナン「いや、今日は早く帰ってくるように言われてるからもう帰るよ。」

沖矢「そうか、気をつけて。」

でも赤井さんはその事に気づいていない。
一体どういう関係なんだ…?






コナン「ただいま…えっ!?」

探偵事務所の扉を開けると、蘭とおっちゃんと、何故か____

小五郎「お、ちょうどいいところに!今日から俺の助手として働く____」

『桜木 Aと申します。』

桜木…A…?
そう名乗りニコリと笑うのは間違いなくクラウンさんだった。
なんでおっちゃんの助手なんて…

蘭「ほら、コナンくん。挨拶しないとダメじゃない」

コナン「江戸川コナン…よろしく、ね」

『よろしく。…では今日は失礼致しますね。明日からよろしくお願いします、毛利探偵。』

帰ろうとするAさんの後をこっそり追いかける。

一体何が狙いだ…?

探偵事務所をでて近くのパーキングに止まっているアストンマーティンの前で立ち止まったAさん。

『コナンくん、おいで。少し話そう。』

後つけてたのバレてたのかよ…

コナン「はぁ…全部話してもらうから。」


促されるままに助手席に乗り込む。


『実はあの後、ある組織の潜入任務を任された。』

コナン「その組織ってまさか…!」

『…やっぱりそうか。』

コナン「やっぱりって?」

『単刀直入に言う。コナンくんは…工藤新一くん、だろ?工藤新一が姿を消した直後から活躍しだした毛利小五郎。ちょうど同時期に現れたのが君だ。毛利探偵の事件解決の手助けをしているんだろう?』

コナン「…っ!な、んで…」

『組織から毛利探偵を監視するように指示があった。その関係で少々調べさせて貰ったんだ。ジンは毛利探偵を怪しんでいる。気をつけた方がいい。』

コナン「この事、組織に言うつもり?」

『いや、そんなことしない。俺がいる間は安心していい。毛利探偵や君、それにその周りの人間くらい守れるさ。』


そう言って笑うAさん。

コナン「…信じていいんだよね?」

『もちろんさ。』

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やまびこ - とても面白かったです!こちらのお話も、出来たらでいいので書いていただきたいです!!気になって頭抱えてます!応援してますね! (2022年12月30日 14時) (レス) @page11 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新お疲れ様です!! (2021年5月3日 2時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわぶ大明神 - すごく面白いです!更新、また頑張ってください! (2020年3月14日 16時) (レス) id: 50f6a208a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もん(mon) | 作成日時:2020年2月1日 13時

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