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↑29話↓ ページ36

→Aside←

雲雀「その学ラン先輩とかあんたとか言うの止めてくれない?僕、朝から言ってるよね?僕の名前は雲雀恭弥だよ。」

A「あ。…えーと、それは、あたしが悪いな…。うん。ごめん。雲雀先ぱ…((雲雀「恭弥、だよ。」…え?いや、でも…((雲雀「何?咬み殺されたいの?」ごめん!;恭弥!;;」

これ以上時間を引き延ばされたら困るからな…従っとくか…;

雲雀「分かったならいいよ。じゃあね、A。」

A「あぁ…うん、またな…;」

学ラ…違った、恭弥はそう言うと地面に落ちていた自分のトンファーを拾い上げると何も気にした様子もなく校舎の中に入ってしまった。
…ほんと、何て自由な奴なんだ…;

A「あ。あたしも早く行かないとな…。」

そう呟いてあたしも落としたままの武器を拾って自分の元あった場所に隠し直した。
その後教室に戻って、教室に入った瞬間あの地球外生命体の臭いがしたせいで気分が悪かったが大体の1日を過ごして気づいた事がある。
あたしが一番後ろの席でみんなを見渡せる場所にいたからかな…教室の一つだけ…席が空いていたのだ。欠席者だろうか。あたしは気になって5時間目後の休み時間に教卓に置きっぱなしだった出席簿を手に取り、中を見る。…居た。今日一日で名前を聞かず、あたしが捜している人物…。
…笹川京子だ。学校で一度も見ていないという事は今日は欠席か…?

A「痛っ…腕が痛い…。さっき恭弥とやり合ったとき掠ったのかな…。」

腕が少しだけズキズキする。
くっそ…あたしもまだまだだな…。
保健室で湿布でも貰って来ようかな…。

―――――保健室

保健室に着いたあたしはコンコンッとノックをする。しかし返事はなかった。
…出掛けてるのか…?そう思って少しだけ引き戸を引いてみる。
…開いてる…。

A「失礼しまーす…。」

あたしは、安静にしている人がいるかもしれない為、静かに入った。

??「誰っ!?」

目の前から声がした。
栗色でショートカット…少し外はね癖っ毛な髪、真ん丸でウルウルしている茶色の目、制服はもちろんちゃんと着ていて、清潔感漂う…そんな可愛らしい女の子が椅子に座ってあたしを見ていた。
うーん、いかにも学校で言うと男子によくモテそう…でも、そんな威張ったりしなさそう…ていうか、女のあたしから見てもすっごく天使みたいで可愛いんですけど…!
ん…?なんか、この子…今にも泣きそうな顔してる…それに怯えてる…?

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作者名:黒ウサギ@リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/  
作成日時:2013年12月1日 20時

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