↑１０話↓ ページ14
→Aside←
了平「なっ！ちちち！違う！違うぞ！！極限にっ…かかか、彼女などではない！京子は俺の大切な妹だ！！///」
A「へぇ〜、そうなのか！どんな子なんだ？了平に似たんだったら活発な子か…いや、了平が熱い男だからこそ逆におとなしい子だったりするのか…？う〜ん…。」
了平「京子は…((山本「先輩。」…あぁ、どうした？山本。」
ん？武どうしたんだろう…？俯いているみたいだけど…。
山本「…先輩がAと話している間、俺が先に風呂入ってきて良いっすか？」
了平「あぁ、構わんが…どうかしたのか？」
山本「いや…別にどうかしたって訳じゃないんすけど…二人が話しているならその間は時間が空きますし、俺が先に入ってしまおうかな、って思っただけっすよ。」
了平「そうか…じゃあ俺はAと話しながら待っとくとしよう。」
山本「…すんません。お先っす。」
そう言って武は奥のお風呂場に向かった。
…武…なんか悲しそう…いや、辛そうな顔してたな…何かあったのか…？
了平が聞いても何も言わなかったし…あったとしても言いにくい事なんだろうな…それじゃああたしが聞いても無駄か…。
A「…それでさ、了平！京子ってどんな子なんだ？？」
了平「あぁ、そうだったな！京子は俺の自慢の妹だ！いつも笑顔を絶やすことなく、元気で誰にでも優しい！だが…最近は違うんだ…。」
A「え…？何かあったのか…？」
了平「うむ…笑顔が…笑顔がとても辛そうに見えるんだ…。前のような本当に楽しそうな元気で明るい笑顔ではないのだ…。俺が何があったんだと聞いても何でもないよ、お兄ちゃん…と笑顔で言う。…だが、俺は騙されない…子供の時からずっと一緒だったのだ…。俺は笑っている京子が好きだ。だからこそ心から笑ってないことなどすぐに分かる。」
A「…。」
了平「…俺じゃあ頼りにならないのか…それとも信用していないのか…俺は絶対に京子の味方だというのに…そりゃあ、悪いことをしたのならば叱らねばならん…だが、どうしても京子が悪いことをしたからああなったとは思えんのだ…。きっと他の理由があると思うのだが…今の俺にはどうすることもできん…。俺は京子の為ならどんなことが起きようとこの拳と共に立ち向かって行けるという覚悟があるんだがな…。」
A「そうだったのか…だけどこれだけは分かったぞ。」
了平「なんだ？」
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2013年12月1日 20時
