↑８話↓ ページ12
→Aside←
A「なぁ、武！あたしも借りても良いか…？」
２人『！？！？』
―――――パリーン！
―――――げほっごほっ！
A「お、おい！二人とも大丈夫か！？」
え、なんだなんだ！？
武は皿を落として割るし、了平は咳き込むし…なんか、言ったらだめなこと言ったか…？？
ていうか…なんか二人とも顔赤いし…一体何なんだ…！？
山本「…大丈夫なのな…ちょっと変に意識してしまったのな…///」
A「え？えぇ？？何かあたし、変なことでも言ったか？」
了平「そういう訳ではないんだが…説明が極限に難しいな…///」
二人ともあたしと目を合わせないようにするし…どうしたんだ…。
うーん、あたしはまだまだ日本人の事を知れていないな…不覚…ッ！←
なんとかフォローせねば…！
A「え、えぇと…大丈夫だ！ほらっほら！ちゃんとボディーソープとか入った旅行セットにタオルもあるし、着替えだって全部あるんだ！な！？ばっちりだろ！？；」
よし！流石にこれはナイスフォローなんじゃないか…！？
２人『全然大丈夫じゃない…ばっちりでもない…まずそういう事じゃない…むしろ駄目だ…；///』
A「ふ、二人して言わなくたっていいだろぉぉ！！？？」
なんだよなんだよっ！せっかくフォローしたのに今のじゃダメだったのか…！？
…うぅ、これ以上良いフォローが思いつかないぞ…！
？？「なんだなんだぁ！？朝から騒々しい！タケシ帰ったのか？」
ん…奥から人が出てきたけど、まさかこの人…。
山本「！おう！オヤジ！帰ったぜ！それにいい所に来てくれたぜ！この２人は俺の知り合いなんだけど、ちょっと腹が減っちまってさ…。どうせなら俺みたいな素人じゃなくてオヤジみたいなちゃんと握れる方がいいと思うし…悪いけど、３人前握ってくんねぇ？」
あ！やっぱり武のお父さんだったのか！
山本父「へぇ、タケシの知り合いか！じゃあ、美味い寿司握ってやらんとな！」
山本「あぁ！それに、こっちのAなんか生まれて一度も寿司食った事ないんだぜ？」
山本父「何！？寿司を食ったことないだと！？ッカァー！嬢ちゃん、この歳まで寿司の味を知らねぇたぁ、そんなのは勿体ねぇ！このおっちゃんがまた食べたくなるような忘れられない寿司の味を教えてやろうじゃあねぇか！しかしまぁ、握っている間は何もすることないだろう？学校に行く用意とかしてったらどうだい？」
３人『あ。』
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2013年12月1日 20時
