俺の運命ってさ。 (ページ41)

今日:21 hit、昨日:1 hit、合計:14,934 hit

story.41 ページ41

だからメンバー来る回数も減ってたんだ。

ごめんね、変に勘違いしてて。

全部、俺のために__

とりあえず今日はこれなさそうってことだったから、LINEをいれることにした。

白〈本当にありがとう、明日楽しみにしてる〉

あんまり使うことないから、メンバーびっくりするかな？

黄〈勇翔ぃー！わざわざLINEくれたんだ！ありがとう!!〉

黄緑〈ぴんちゃん！てことはさっきヒラメキングに会ったんだね?!〉

青〈ゆーちゃむそれ言ったらダメでしょ！〉

桃〈いやぁ、チラシに書いとったやん〉

金〈期待しないどいてな！まぁ、ゆっくり休めよ！〉

なんか、みんながここにいるみたいに感じる、

ほんっと微笑ましいよ。

メンバーSide

緑「あー、ゆうひからLINEきてんじゃーん」

その言葉に、一斉に携帯を開くメンバー。

どんだけ仲間想いで、勇翔のこと好きなんだろ。

数分して俺らはまた作業を開始した。

桃「よし、じゃあ通し練習するで、辻ちゃんタムさん所定の位置に！他のみんなもスタンバイよろしく！」

紫「めっちゃ張り切ってんじゃん(笑)」

緑「いやぁ本当腹痛い！なんなのその土田の格好！」

黄「てかさぁ早く始めようよー！」

桃「言っとくけどお遊戯会やないんやからな、」

銀「そーだよ、お前らホントにやる気あんの？勇翔のためにやるんだろ？いつまで甘ったれてんだよ明日本番なんだぞ？」

さすが俊くん、お芝居にすっごい真剣…

たかがヒーローショー、されどヒーローショー。

例え観客が1人でも、一つ一つに精一杯で全力で、

この鶴の一声で身が引き締まったのか、

通し練習は一発OK、さらにエンディングも完成し、
残りは本番を迎えるのみとなった。

そして翌日。