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story.27 ページ27

桃「あと1人……勝くんか」



紫「何の話?気になるんだけど……」



金「悪い遅くなって!!大丈夫か?」



銀「大丈夫。わかってると思うけど、勇翔の件」



皆何を言い出すのかという顔で俊介くんを見てる。

これを聞いたら皆、病院に飛んでくかもしれんなぁ…って話しとったけど…



銀「勇翔の体に、誰かに殴られたような痣がある」



黄緑「え……」



銀「それだけじゃない、出血だってあるし様子もおかしいんだ」



桃「いつもあんな感じの勇翔が…声荒らげてまでさ」


銀「ここまで言えば、わかるよな」



黄「やっぱり…あいつが!」



桃「タムさん…大丈夫?」



青「…あ、うん」



赤「で、行かんの?勇翔んとこ」



銀「それが…帰れって……」



黄緑「でも、こうしてる間にも勇翔は……!」



金「…行くぞ」



青「…やめといたほうが!!」



金「勇翔が苦しんでもいいっていうんか?!」



青「それは…」



金「だったら、俺達が行くしかないだろ…今まで気づけなかったのに…」



赤「ぜってぇ助ける。勇翔のこと。もっかい俺達と一緒に…」



銀「わかってる。上手くいくかはわからないけど…」



この時思った。

このチームで本当に良かったと。
メンバー想いな気持ちに、明るい未来が見えた気がした。


紫「本田…?何してんの?」



桃「ぁあ、ごめん、今行くわ!」



勇翔、今何してるんかな。

俺達のことほんとは必要としてるんでしょ?
一人で抱え込むなんてこと、しなくたって…

わかってるでしょ?







勇翔side


白「っ……ゴホッ…」


息をするのも辛くなってきて、発作も前より長く続くようになった。


なんであんなこと言ってしまったんだろう。


ほんとは帰って欲しくなんかなかったよね
メンバーいなくなったらあいつが来るってわかってたから


ほら、近づく足音。


わかってるよもう…

俺がこの世に必要ないなんてこともさぁ…

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麗稚-ライチャム//-(プロフ) - らぶれーずんさん» アイアイサー! (2017年8月2日 17時) (レス) id: 10d0d94760 (このIDを非表示/違反報告)
らぶれーずん(プロフ) - 麗稚-ライチャム//-さん» らいちゃむ!!泣 だよね、無理しないでね…?涙 (2017年8月2日 15時) (レス) id: e124c8df5f (このIDを非表示/違反報告)
麗稚-ライチャム//-(プロフ) - 私、病系頑張って読むね(涙)苦手だけど()泣いちゃうから…← (2017年8月2日 13時) (レス) id: 10d0d94760 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおれぃずん x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raiti-dish  
作成日時:2017年8月1日 23時

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