俺の運命ってさ。 (ページ25)

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story.25 ページ25

銀「……見せて、さっきのとこ」

白「何ともないから！大丈夫だって、」

銀「見せろって、」

俺の肩が顕になった。
自分でも見てなかったけど…真っ青に染まってたから、疑われるってわかった。

銀「なんだよこれ……寝違えじゃねぇだろ？」

白「ほんとに、そうなんだって…」

銀「お前…いつまで嘘ついてるんだよ!!」

白「嘘なんか…」

銀「1人で抱えるなって！俺たちは…お前の負担を少しでも楽にしたくて…」

俊介さんの言葉は、一つ一つ重みがあって…

心を許そうかといつも思っちゃう。
でもそしたら迷惑なだけだから

青side

銀「お前…いつまで嘘ついてるんだよ！」

ゆーひ♪だーいすきなプリン買ってきたよぉ♪
なんてノリで部屋に入ろうとしてた時聞こえた俊さんの声。

嘘ついてるのは、わかってた。

ひたむきに辛いの我慢してるのも。
けどまたなんかあったんかな…

今はまだ入れない…かな

♪～
辻ちゃんからだ。
こんな時に…どうしたんだろ

赤「今勇翔んとこおる？」

青「いるけど…なんかあった？」

赤「転院の件で、さ。今からそっち行こうと思ってん」

青「わかった、じゃあ待ってるわ」

赤「ん。」

いい転院先見つかったんかな…

これで勇翔も辛い思いしなくてすむのかな。

桃「おっ、タムさん！ゴリさんは？」

青「いるけど…俊さんと話してて」

桃「なんかあったん？」

青「わかんない、俺も…」

桃「2人とも？入るで？タムさんもほら」

青「あ、うん」

桃side

桃「なんなんこれ……」

勇翔の肩にあったでっかい痣。
それに加え、時々出血の跡も見られる。

銀「ごめん勇翔………」

ばつが悪そうに勇翔は皆から視線を外した。

青「なんでこんなことになってるん？！なんで……」

俺達はそれしか言うことができなかった。

理由もわからず、勇翔の苦しんだ跡を見るだけで。