俺の運命ってさ。

story.16 ページ16

黄緑side


ぴんちゃんの病室に戻ろうとすると



白「っ…ﾊｧ…ぐっ…」



ぴんちゃん…？


なんか、すごい苦しそうじゃない！？


黄緑「ぴんちゃ…っ…」



………行けないよ



ぴんちゃんを弟って呼ぶほどの仲の俺なら知ってる



ぴんちゃんは、他人に迷惑かけるのだけは嫌がるタイプだし、自分の弱ってる姿は誰にも見せたくないってタイプ


本当なら、早く中に行って背中をさするなりしてあげたいけど………


戸惑いながら、少し様子を見ることにした






勇翔side



白「ﾊｧ…ﾊｧ…」


少し、さっきよりかはマシになってきた


良かった、豊さんはまだ来てない。



こんなの見られたら、あの豊さんのことだ


自分のことみたいに俺を心配してくれるに違いない

心配なんてさせたくない、負担にはなりたくない


だからせめて、メンバーの前では、元気ないつもの俺でいないと………

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