抱きしめて ページ4
｢バレー部の体育館って…どこ｣
バレー部見学しに行こうと思ったのはいいけど…
…エナメル持ってる人に聞いてくか…
う、わあの人達背、たか
先輩かな、綺麗な顔立ち…
ていうか、仲良すぎじゃん…
あ、行っちゃう
｢すみません!バレー部の体育館ってどこかわかりますか?｣
｢…え?｣
｢ツッキー！質問されてるよ!!｣
｢あ、すみません急に…｣
｢…いや、別にイイけど…説明めんどくさいから着いてきて｣
｢あ、はい!｣
｢…もしかして君、僕らのこと先輩だとおもってる?｣
｢え…?違うんですか?｣
｢いっとくけど、僕1年4組ね｣
｢俺もだよ!!｣
｢え、あ、そうなんだ…背が高いからてっきり。｣
｢俺は山口忠こっちは月島蛍、俺はツッキーって呼んでるよ!!｣
｢山口そんな所まで言わなくていい｣
｢あわわ、ごめんツッキー!!｣
山口くん、天使か←
｢君も、物好きだね、バレー部に見学だなんて｣
｢、あー…今日飛雄が3対3するんだ!!って言ってたから…じゃあ、見に行こうかなって｣
｢きみ、王様のこと知ってんの?｣
｢同じ中学だったの…ていうか、みんなそのあだ名知ってるのね｣
コート上の王様
どうやら北川第一の頃のチームメイトがつけたらしい
自己中の王様
横暴な独裁者
流石に私も試合を見ていてそう思った
｢ホラ、ついたよ｣
｢あ、ありがとう!!｣
｢いえいえ、じゃあ、楽しんでね…?｣
山口くんは天使だ←
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作者名：前髪ぱっつん*あきら | 作成日時：2018年4月28日 10時
