無気力少女と未来の海賊王 (ページ9)

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八話ページ9

朝から静かだ。
いつもならルフィが来る時間だけど
今日は来ないことがわかっている。

何故なら今日はガープさんがルフィを連れて山に行ったからだ。いつものルフィを海兵にするための特訓だ。

「大丈夫かな……ルフィ」

ルフィは海兵になりたくなくてもガープさんはルフィを最強の海兵にするためにルフィと特訓をする。
たまに私も参加したことあるけど、それはルフィと一緒にいる時かこの前みたいにガープさんに会ったときだ。

今日は山に向かう２人の後ろ姿を見ただけだから私はのんびりと過ごす時間ができている。

たまにある１人の時間だけど、
ルフィがいないと静かすぎる気もする。

「んー…仕方ない。村の人のお手伝いでもしてるかな…」

一人で過ごすよりも騒がしいルフィと一緒にいたんだ。
調子が狂うと思うのも面倒だし、それならいっそ村の人たちと一緒にいた方が気が紛れるし、なんなら手伝ったご褒美だって期待できるかな

「んー…じゃあ、港の方でも行ってみようかな」

確か、今日は漁師のおじさんが帰ってくる日だ。
おじさんの釣った魚…美味しいんだよねぇ…
マキノさんの酒場にもお魚持っていくだろうからマキノさんに調理してもらおうかなあ

Aがあわよくば得しようと考えながら歩いていると港が見えてきた。小さな村だからすぐに港に着く。

「あれ…なんだか雰囲気が…」

港に着くといつもの雰囲気とは変わりなんだか緊迫した空気が漂っているように感じた。
いったい、何故だろう？と辺りを見回すとその正体がわかった。

「あれは………海賊船…？」

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ルフィ出そうと思ったんですけど…出ませんでした。
ついにあの人が登場します。
どう絡めていくか考えていきます。

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