政府に買われた少女

ブラック本丸 ページ3

瑠奈side

旭「ここが君の本丸だ。
だが、ここにはまだ前任がいる。
前任をどうするかは君に任せる。
さて俺はここまでしか一緒に行けないから
中に入ったら、こんのすけを呼べ。
何かあればすぐに連絡してこいよ！」

瑠奈「わかりました。
ありがとうございます、旭さん」


私は頭を下げて本丸の中へ入った

(すごいボロボロ…)

そこはとてもじゃないが人が住めるような場所ではなかった。

庭は枯れ、柱や廊下の至る所には血痕があった

(とりあえず、こんのすけを呼ばないと)

瑠奈「こんのすけ…」

ボフン

こ「初めまして審神者様！
私はこんのすけと申します！」

煙の中から現れたのは狐だった

ん？きつね？

瑠奈「(狐が喋った…)私は瑠奈、よろしくね」

こ「よろしくお願いします！
ところで瑠奈様、この本丸にはまだ審神者
がいるようですが…」

瑠奈「そうなんだよね…
なにかいい案はないかな、こんのすけ」

ここにはまだ前任がいる
乗り込んでもいいが、ここの付喪神の様子が知りたい…

こ「それでしたら、見習いという形で入っては
いかがでしょう」

瑠奈「なるほど、見習いね…
それなら中のことも少し知れるかも」

そして私は見習いとしてこの本丸に入ることにした。

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