政府に買われた少女

プロローグ ページ1

司会「最後の商品は本日の目玉商品！

ターコイズブルーの瞳の少女です！」


客1「1億！」
客2「1億5千万！」
客3「俺は3億！」…

客6「…10億」

司会「10億！他にいませんか⁉
では、10億で決定！」



瑠奈(今日私は知らない人に買われた…
里奈、私はどうしたらいいの…)




男「出ろ！今日からこの方がお前の主人だ」


私は私を買った男の人と車に乗った


少しの沈黙の後

客6「初めまして、俺は旭。君は？」

瑠奈「…瑠奈です」

旭「瑠奈か、よろしくな！
これからの話なんだが、君には審神者にな
って貰いたいんだ。」

瑠奈「審神者？」

旭「そう。しかもブラック本丸と言って
前の審神者から暴力を受け、人間を信じる
ことのできなくなった奴らがいる本丸だ」


審神者…
前に聞いたことがあった


刀に宿りし付喪神と共に時間遡行軍と戦う者


瑠奈「何故私が？」

旭「君の霊力はとても澄んでいる。
それに量もかなり多いんだ。
審神者をしたことない君にブラック本丸を
任せるのは申し訳ない思うが、君ぐらいし
か彼らを助けられる者がいないんだ！
引き受けてはくれないか？
もちろん足りない物などがあれば可能な限
り用意させる。頼む！」


そう言って旭さんはバッと頭を下げた。


(私を買ったんだから、命令すればいいのに…

里奈…私はどうしたらいいの？)



私は考えた

考えて出した答えが

瑠奈「私に彼らを救うことができますか？」

旭「もちろん！」

瑠奈「わかりました。やります、審神者」



こうして私はブラック本丸の審神者となった

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