第２７７話・再開のお話26 ページ22
Aside
オーバーホール｢あぁ。｣
トガ｢いや…いやです!!!Aちゃんが傷付くなんて｣
『僕はどれだけ傷ついてもなんとかなるよ。
痛みには慣れてきたし。
だけど。壊理は違う。あんな幼い子に酷いことするくらいなら僕が代わりになるさ。それくらい痛くも痒くもないからね。』
トゥワイス｢お前…｣
『うん。ごめんね。
あ、弔には言わないで。弔…過保護…怖い…』
オーバーホール｢だけど…お前は直接個性を消そうとはしないよな｣
『だって。個性で個性を消すのはいけない気がするから。それに、直接消したら…4人を消すことになるから。』
オーバーホール｢……そういうことか。｣
トガ｢どういうことです？｣
『んー。ま、言ってもいいかな。説明下手だからわからない所あったら聞いてね』
・
・
『そもそも“4人”ってのは僕の両親と祖父母のこと。
ピースヒーローDream、Wish。
セーブヒーローLife、Realize。
聞いたことない？』
トガ｢!!!あります!!!｣
トゥワイス｢そういやそんなこと言ってたな。忘れたぜ!!!｣
『そ。裏のヒーローである4人を家族に持つ僕。だからこんなチート個性なんだよね。
まぁ…4人は人間じゃないし。』
トガ｢え？人間じゃないって｣
『＿＿＿＿個性。
“人間として生まれた”んじゃなくて
“個性として生まれた”んだよ。
普通は人間が生まれて…その人に見合う個性とかが発現するのが一般的。
だけど4人は違う。
個性が先に生まれて、それに見合う人体が作られた。
圧倒的な強さの個性なんだ。
普通の人間が持ったら耐えられないに決まってる。』
トガ｢それじゃあ…Aちゃんは…｣
『うん。』
｢『個性と個性の間に生まれた子供』｣
『って言ってもまぁ…4人がふざけて個性使ったら僕が出来たらしいんだけどね。そこについては僕も深く聞いてないんだ。
簡潔に言うと…
有り得ないはずの強さの個性4つが創り出した者…
かな。』
トガ｢…｣
トゥワイス｢まぁ別にそれを聞いたからお前に対する何かが変わるわけじゃないしな!!!変わるわ!!!｣
『トゥワイス〜ありがと〜。
ヒミコちゃん。別に個性から生まれた奴でもこうやって生きてきてるし、ヒミコちゃんがいいなら今まで通り接して欲しいなって』
トガ｢当たり前じゃないですか!!!
そんなので態度変わるんじゃAちゃんの親友なんてやってません!!!むしろ変わる理由がわかんないです!!!｣
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天草 礼(プロフ) - 面白い作品をありがとうございます。一気読みしてしまいました。 (2023年1月6日 17時) (
レス) @page41 id: 79a8983217 (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。とても素敵な作品を完結させていただきありがとうございます！ (2021年12月20日 0時) (レス) @page41 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 楽しかったです！次回作期待してます！ (2020年9月12日 13時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
魔王くん(プロフ) - 死柄木弔くん推しのゆりゅさん» ありがとうございます!!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!! (2019年5月10日 6時) (レス) id: ac4c72a33e (このIDを非表示/違反報告)
死柄木弔くん推しのゆりゅ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！ (2019年5月10日 4時) (レス) id: eee496b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔王くん | 作成日時：2019年1月28日 7時
