第２７６話・焦りのお話2 ページ21
爆豪side
爆豪｢ちっ…｣
さっき送ったのに直ぐに反応が来た
暇人かよ。だけど、こんな時は…
爆豪｢薊が消えた。病室抜け出した。｣
爆豪｢とりあえず寮にいる奴は先生達に伝えろ｣
耳郎｢わかった。｣
上鳴｢俺も行く｣
芦戸｢マジで？？？｣
八百万｢まさか…｣
切島｢おい!!!疑うなよ!!!｣
轟｢敵の懐に入り込んで情報を知るとか…｣
緑谷｢それに、薊くんの個性を悪用したい奴らとかが連れ去ったとか…｣
緑谷｢僕は薊くんの事を信じたい｣
・
・
んなわけねぇだろ。
声も上げず、物音立てずに消えてんだ。
自分の意思に決まってる。
だけど。
絶対認めるな
忘れろ
本当にそうだとしても直視するな
薊はもう戻ってこないなんて、思うな。
・
・
寮。
相澤先生に許可取って部屋に行く。
＿＿＿ｶﾞﾁｬ
そう。薊の部屋。
案の定カーテン締め切ってて暗いな。
左側の壁には本棚が。
分厚い小説ばっか。あとは…マンガと少しの攻略本。
その隣にベッドがあって…
反対側、つまり右側の壁にはゲーム関係。
パソコンだけじゃなくてゲーム機類が数多くある。
そして所々目につくのが写真立て。
爆豪｢あいつらの写真…まだ飾ってたのか｣
敵連合との写真が何枚も。
本当に楽しそう。俺らと居る時より、何倍も。
爆豪｢なんで俺らよりも……こいつらなんだよ…ｯｯ｣
ベッドに置いてある分厚い本を手に取る
表紙とかは掠れてもう読み取ることが出来ない。
パラパラとめくっていく。
すると何かが挟んであるページに。
……写真…か。
写ってるのは大体わかっているけど見てみる。
オールフォーワン…に死柄木弔。んで、あの黒いやつか。少し幼い。
ん？……後ろにも写真が貼ってある。両面？
そうして見てみると
・
・
・
爆豪｢こいつらって……!!!｣
・
・
桃色の髪にどこか狂気を帯びた同じ色の瞳の人物。
青色の髪に裏のありそうな表情の人物。
緑色の前髪と包帯で隠された顔の人物。
紫色の長い髪に恐怖を覚えさせるような表情の人物。
そして。
黒髪と毛先が赤の長い髪を
それにあいつら3人……
・
どういう関係だ？
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天草 礼(プロフ) - 面白い作品をありがとうございます。一気読みしてしまいました。 (2023年1月6日 17時) (
レス) @page41 id: 79a8983217 (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。とても素敵な作品を完結させていただきありがとうございます！ (2021年12月20日 0時) (レス) @page41 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 楽しかったです！次回作期待してます！ (2020年9月12日 13時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
魔王くん(プロフ) - 死柄木弔くん推しのゆりゅさん» ありがとうございます!!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!! (2019年5月10日 6時) (レス) id: ac4c72a33e (このIDを非表示/違反報告)
死柄木弔くん推しのゆりゅ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！ (2019年5月10日 4時) (レス) id: eee496b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔王くん | 作成日時：2019年1月28日 7時
