第２７１話・もう一方のお話 ページ15
爆豪side
相澤｢爆豪は鬼灯と仲いいよな。｣
爆豪｢………うっす。｣
相澤｢お互いがお互いを許しあってる感じ。お前らにはこの言い方が合ってるな｣
爆豪｢…というと｣
相澤｢爆豪は基本誰にも、自分より上を許さない。
鬼灯は……よくわからねぇが…
鬼灯は爆豪の。爆豪は鬼灯の例外…というか特別になってる気がして。｣
爆豪｢別に特別なんかじゃ…ねぇ…｣
相澤｢充分特別だろ。｣
・
・
・
爆豪・相澤
｢｢長いっすね/長くないか｣｣
相澤｢はぁ…｣
そう言って相澤先生は病室の戸をノックした
＿＿＿＿＿ｺﾝｺﾝｺﾝｯ
相澤｢すいません。まだ終わりませんか｣
返事が帰ってこない
相澤｢…？鬼灯…？すいません｣
＿＿＿ｶﾞﾀｯ
相澤｢!?｣
相澤先生がドアを開けようとした。
そう。“した”。
相澤｢おい…!!!｣
爆豪｢ﾁｯ…!!!｣
そう言って俺は駆け出した
近くのナースステーション。
｢すいません…病院内ではお静かに…｣
爆豪｢それどころじゃねぇんだよ…ｯ…鬼灯、鬼灯薊の病室、開かねぇ…｣
｢えっ!?本人様が鍵をお締めになられたとかは…｣
爆豪｢いや、声掛けても反応無い…それにさっき看護師が体調見るからって…｣
｢…すいません…鬼灯様が目覚めた事でさえ伝わっておりません。それに、私たち看護師が鬼灯様の所に行くのは毎時間様子を見る時だけ…それでさえ数十分前に終わっています。
その看護師の名前を教えていただけるでしょうか。｣
記憶を探る
爆豪｢確か……“きとう”だったはず…
木に藤で、きとう。｣
｢…!?失礼ですが、そのような者はおりません…!!!
今すぐ向かいます。お待ちください｣
・
・
＿＿＿＿ｶﾞﾁｬ
相澤｢鬼灯…!!!｣
爆豪｢薊!!!｣
鍵を開けてもらって、入る
そこには＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿誰も、いない
相澤｢窓が空きっぱなし。｣
爆豪｢服も置いてったってことは。｣
相澤｢あぁ、あの看護師か。｣
爆豪｢……っくそ!!!｣
相澤｢おい、爆豪どこ行く!!!｣
爆豪｢薊を探しに行く…!!!｣
相澤｢行くな。
鬼灯は今、個性を使える。ワープでもしてたら？
何よりも今は鬼灯が居なくなったことを伝えなくちゃならない。｣
爆豪｢ﾁｯ…｣
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
僕です！作者です！
キャラ崩壊注意
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天草 礼(プロフ) - 面白い作品をありがとうございます。一気読みしてしまいました。 (2023年1月6日 17時) (
レス) @page41 id: 79a8983217 (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。とても素敵な作品を完結させていただきありがとうございます！ (2021年12月20日 0時) (レス) @page41 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 楽しかったです！次回作期待してます！ (2020年9月12日 13時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
魔王くん(プロフ) - 死柄木弔くん推しのゆりゅさん» ありがとうございます!!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!! (2019年5月10日 6時) (レス) id: ac4c72a33e (このIDを非表示/違反報告)
死柄木弔くん推しのゆりゅ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！ (2019年5月10日 4時) (レス) id: eee496b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔王くん | 作成日時：2019年1月28日 7時
