第２６７話・記憶のお話4 ページ11
Aside
場面が変わる
・
『…』
Realize｢あ〜。懐かれとる｣
昔の自分はオーバーホールの後ろに隠れてる
Life｢…よく平気だね。珍しい。潔癖症じゃないの？｣
オーバーホール｢Aは汚れてないから、多少は。｣
Realize｢帰るのが嫌やったか？｣
『違う。』
Life｢……楽しかった？｣
『……うん…!!!』
少し、顔が明るくなった
オーバーホール｢そうか…。｣
Realize｢でも、すまんな。今度はヒーロー側やから、ここに置いとく訳にはいかん。｣
Life｢ほんっと…コロコロ変わるのが面倒だよ…
オーバーホール、ありがとう。助かったよ。｣
オーバーホール｢…あぁ。｣
『……ねぇ、廻…。』
オーバーホール｢…ﾌｯ…もちろんだ。｣
『ありがと…!!!』
Realize｢え、何この会話｣
Life｢かなーり仲良くなったね｣
オーバーホール｢…別に。仲良くは……｣
Realize｢ま、話の内容わかったからええけど。｣
オーバーホール｢!?｣
Realize｢Life。｣
Life｢うん。
・
＿＿＿＿個性【生命】、Aの聴力を停止｣
オーバーホール｢何やって……!!!｣
Realize｢どうせ、また来てもええか、とかやろ？
俺らが連れてきた時以外…ってことか。
・
・
駄目や。｣
オーバーホール｢…どうしてだ。｣
Realize｢危険すぎる。死穢八斎會、ここはすぐに、もっと大きくなるから。
……俺らはAを大切に育てたい。
将来、ヴィラン側にもヒーロー側にも着けるように。
だからどちら側にもついてもらいたくない。
勝手に俺らの知らん時に来たりしたら…
Aは二度とここに来させん。｣
Life｢ごめんね。僕達が大切なのは…今は何よりもAが大切なんだ。
だから、Aを守るためなら誰だって消す。
僕も、Realizeも、あの二人も。この4人はその覚悟が出来てる。
オーバーホールがAを危険な目に合わせたら…。その決断をしなくちゃいけないかも。
それは僕らも嫌なんだ。だから、お願い｣
オーバーホール｢……ｯｯ!!!｣
Realize｢例えば。Aがこのまま成長して、この事を忘れて、お前に出会ったとしたら別にそれは構わん。
けど、幼い今は…｣
・
・
オーバーホール｢＿＿＿分かった｣
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天草 礼(プロフ) - 面白い作品をありがとうございます。一気読みしてしまいました。 (2023年1月6日 17時) (
レス) @page41 id: 79a8983217 (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。とても素敵な作品を完結させていただきありがとうございます！ (2021年12月20日 0時) (レス) @page41 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 楽しかったです！次回作期待してます！ (2020年9月12日 13時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
魔王くん(プロフ) - 死柄木弔くん推しのゆりゅさん» ありがとうございます!!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!! (2019年5月10日 6時) (レス) id: ac4c72a33e (このIDを非表示/違反報告)
死柄木弔くん推しのゆりゅ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！ (2019年5月10日 4時) (レス) id: eee496b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔王くん | 作成日時：2019年1月28日 7時
