空閑遊真の幼なじみは不老不死3 (ページ3)

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ブラックトリガーページ3

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『んまぁ断言はできないかなぁ

知らない国が急に攻めてくる可能性も少なくない

それに惑星国家みたいに決まった軌道を持たないで

星ごと自由に飛び回る"乱星国家"も近界にはある』

城戸「乱星国家、、、」

忍田「細かい可能性を考えだしたらキリがないな」

風間「話を戻しましょう

先日の爆撃型トリオン兵と偵察用小型トリオン兵、

あれらを大規模侵攻の前触れとして対策を講じるという話だったはず」

『う〜ん、そうだねぇ、、、確率が高いのは

アフトクラトルかキオンかな

イルガー使う国って少ないし。

、、、ていうかそういうの迅のサイドエフェクトで予知できないの？どこが攻めてくるかとか』

迅「俺は会ったこともないやつの未来は見えないよ

近々何かが攻めてくるってのはわかっても、

そいつらが何者かは分からない」

『ふーん、、、』

城戸「今はひとまずその2国が相手と仮定して対策を進めよう

次に知りたいのは相手の戦力と戦術
特に重要なのは、敵に

ブラックトリガーがいるかどうかだ」

『つってもねぇ、、、レプリカ達がそこに行ったのは7年くらい前でしょう？

今の状況と変わってるかもしんないよ？

ああ、でも私がキオンに行った時は4本だったような、、

それからアフトクラトルには11本、、、』

レプリカ「私が当時行った時はキオンには6本あった

アフトクラトルには13本のブラックトリガーが存在した」

鬼怒田「じゅ、13本！？」

『でも、ブラックトリガーはどこの国でも希少だから、

普通なら国の守りとかに使われるよ

遠征に複数持ってくることはあんまりないと思うなぁ

多くても1人までだと思う。

まぁ遠征に使われる船はサイズが大きいほどトリオン消費も大きいからねぇ

攻撃には卵にして大量に運用できるトリオン兵使って
遠征の人員はできる限り絞るのが基本。

ただブラックトリガーで常人じゃないほどのトリオンを持ってるやつが来たら、、、

まだ技術が近界よりも劣ってる日本じゃ叶わないと思うよ』

忍田「、、、つまり、いずれにしろ

敵の主力はトリオン兵で人型近界民は少数だということだな」

『今の情報じゃあそうなるだろうね』

忍田「では、人型近界民の参戦も一応考慮に入れつつ

トリオン兵団への対策を中心に防衛体制を詰めていこう

三雲くん」

三雲「はい！」

忍田「君は爆撃型と偵察型、両方の件を体験している

何か気づくことがあったらいつでも言ってくれ」

三雲「はい！」