忘れられない人27 ページ29
ピーンポーン
『何?
花垣くん』
花「あの、Aさん、場地くんが、、バルバラに、行っちゃったんです、、、」
『え、あ、うん、』
花「それで、パーちんくんが、3番隊空けてるから、
稀咲っていうやつが入ったんです、それで、今日、1番対副隊長の千冬と場地くんにあったんです。
あの、それで、」
『それで?』
花「場地くんは、稀咲が怪しいから、稀咲のしっぽを掴むためにバルハラに入ったんです。
それで、今度、ハロウィンの時バルハラと抗争することになったんですけど、その時、場地くんと一虎くんが死ぬんです、」
『、、、一虎もいんの?バルハラに』
花「はい、全部聞きました、一虎くんが、マイキーくんのお兄さんを殺したって、、、」
花「それで、一虎くんはマイキーくんを、マイキーくんは一虎くんを恨んでる。
は、ハロウィンの時、Aさん2人を助けてくれませんか!?」
『まぁ、だいたいわかった、でも、
断る』
花「え!?」
『まず初めに、私は君のことをまだ理解していない、ドラケンを助けた恩人とは聞いたけど、私がそこを見たわけじゃない、まぁ、君がいい人だということは初めて見た時わかったよ、
君が2人を助けたいのもわかった。でも疑問な点もある。なんで君、そのふたりが死ぬってわかるの?
こういうのトーマンの人達から見たら本当にいい人と思うかもしれない、だけど、部外者の私からすると
内通者だとか思ってしまうの。
そして2つ目、
私は人を助けるとかめんどくさいことは嫌いだ。
自分が心の底から大事だと思う人しか守らない、
それに、
なんで私があの二人を守らなきゃ行けないの?
真一郎の店にドロボーに入った奴らを
真一郎を殺したあいつを
なんで助けなきゃならない?
私は正直、ドロボーに入ったことも真一郎を殺したことも別になんとも思ってない。
私の心の底から大切な人はもうこの世に居ない。
だから守らない。だから助けない。
助けたいなら1人で助けたら?じゃあね』
花「あ、」
ったく、どいつもこいつも、友情ごっこかよ、、、
気持ちわりぃ、
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作者名:さき | 作成日時:2021年11月8日 20時