#256 ページ7
そしてグゥから過去に会ったマネージャーの残酷な話を聞いて不安は大きくなっていく。
それぞれ相性もあるだろうけど、いいマネージャーに出会えること自体が奇跡なんだと思わせられた。
「いっその事一緒に住む？
バレないように会うしか方法がないんだし」
『……え？！？』
「冗談だよ。…でも連絡できないのであれば最悪、(人1)を俺の家に置いておくってのも手だね。あ、でも送り迎えにマネージャーが合鍵持ってるんだっけ？ははっ俺の所に乗り込んできそうだね」
「かかってこいよ」＿＿＿＿と妄想しては本気で顔を歪ませて。ジョングクを巻き込んだことに、また後悔。
確かに彼の傍は防犯上とても無敵だろうけど家に帰らなくなったら、なったで。あのマネージャーは携帯だけじゃない私自身も縛りにかかるだろう。
だけど、そうなってもきっと救ってくれる私には心強いヒーローがいるから。
目の前で私の為に、最善の策を考えてくれてると思えば。万が一の為に痴漢対処法を必死に教えてくれる、少しマヌケな彼でも。
【体を鍛えるのって良い事ばかりだよ。ただ体が引き締まるだけじゃない＿＿(人1)を守れる自信になるし】
頼りにしてるよ、＿＿＿＿…
「俺さ、どんなに周りが引き裂こうとしても追いかけるから。」
『…、』
「また、会いに来てもいい？」
事務所との約束、マネージャーとの約束を破ったことの罪悪感はなく、そっと首を縦に振っただけじゃない。
自ら彼の胸へ体を傾けてしまった。
既に心は限界を迎えていたのかは分からないけれど、まだ見ぬ恐怖に怯えていたのかもしれない。
そっと髪を撫でてくれる優しい手。落ち着く香りに暫く包まれていた。
「…俺の家来る？前約束したし」
『……っ、』
「…大丈夫。何もしないよ」
『…ごめん、ただ疲れてただけなの。グゥのお陰で元気になった、ありが「離れないで！＿＿＿＿ごめん、辛いのは(人1)の方なのに。俺の方が(人1)と連絡できなくなることが、すんごい辛い。」
『……っえ、ふふ、っあははは！！！』
「？！な、なんで笑うのー！？」
『……やっぱり可愛いなグゥ。』
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chay(プロフ) - エリサさん» コメントありがとうございます。パスワードを外しましたよで、是非ご覧なって見てください。ありがとうございます。 (2022年1月21日 14時) (
レス) id: 78cfebea7b (このIDを非表示/違反報告)
エリサ(プロフ) - ものすごい物語に出会ってしまったと深夜にも関わらず、一気に読みました！面白かったです。ぜひ続編のパスワードを教えて頂きたいです。 (2022年1月19日 2時) (レス) id: 3441eb251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chay | 作成日時：2022年1月4日 8時
