#299 ページ50
「(人1)、…俺達また付き合おう」
『……』
いつになく真剣な眼差し、でも不安そうに震えている瞳が愛おしい。
返事を待つ彼が、いつになく可愛いから我慢できなかった。口にする前、強引に引き寄せた唇を重ねる。
背伸びをするのにも限界があるが驚き微動だにしない彼をいい事に舌を絡めせて、積極的に深いキスへと誘うと、
私の方ばかり息が荒くなって。立ってられなくなりそう。
それでも角度を変えてちゅっちゅっと音を立てていると。彼はリミッターが突如外れたように私の腰を引き寄せては息苦しい激しいキスに溺れていった。
「…、っ……ん、んっ」
『……くるし、！っ……ぁっん』
お互いの混じりあった唾液が口角を滑り落ちていく。呼吸も荒く、余裕のないテヒョンの表情が更に興奮材料となり。
体は心は、彼の愛を求め続けた。
リビングのソファーに押し倒されて。見つめ合う瞳は、きっと同じ事を考えてたと思う。
『「もう、二度と離さないから」』
歯止めの利かないテヒョンの体にそっと身を委ねて。触れられた箇所は熱を持っているかのように疼く。
テヒョンに見つめられるだけで、心臓が鳴り止まないから。私はもう、壊れてしまうかもしれない。
「…はぁっ。はぁ…はぁ…っ」
その吐息も、その眼差しも、ごつごつとした体も、私を包む爽やかな香りも、
全部私のもの。＿＿＿＿
快楽に堕ちて。一生一緒に醒めない夢を見ていよう。
to be continuous………
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chay(プロフ) - エリサさん» コメントありがとうございます。パスワードを外しましたよで、是非ご覧なって見てください。ありがとうございます。 (2022年1月21日 14時) (
レス) id: 78cfebea7b (このIDを非表示/違反報告)
エリサ(プロフ) - ものすごい物語に出会ってしまったと深夜にも関わらず、一気に読みました！面白かったです。ぜひ続編のパスワードを教えて頂きたいです。 (2022年1月19日 2時) (レス) id: 3441eb251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chay | 作成日時：2022年1月4日 8時
