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『一体何を考えてるんですか？！』
「…何って。何か問題でも？」
『大ありです！あんな見え透いた嘘すぐバレるし！第一、テヒョンさんには彼女が、！』
なんで怒られてるの？って顔して。その表情で色んな女を口説いてきたんだろうけど私には通用しない。
何の前触れもなくメンバー皆に紹介されたと思えば、それぞれの彼女が出てきて。この場の雰囲気に流されて何故か私がキムテヒョンの彼女になってしまった。
否定することもできたけど、あんな皆の温かな視線を前にして、そんな勇気のいることできる？少なからずテヒョンさんには皆からの信頼があって、
……ってのは言い訳。本当はジョングクに彼女が居るって聞いて動揺したのかも。
私とは真逆のスタイルのいい美人な女の子。性格も明るそうで、人懐っこい。彼が好きになる条件にぴったり合う子だと思った。
応援しないといけない。それが友人である私の役割なのに、私が求めていた友人の形であるのに。
散々彼が口にしていた【大切にしたい】って言葉が何度も頭の中をループしてる。
「やっぱり(人1)は変わってるね。俺が彼氏になるの、そんなに拒む？｣
『待っ、おかしいのはそっちでしょ？私をそこまで悪者に「あいつは彼女じゃないから。」
『いやいやいやいや、！それでも！』
「そのTATAも似合ってるし。…キムテヒョンだよ？」
『はい？』
「歴代の彼女は皆、満足させてきたし。自慢できるよ？今まで色んな人に紹介されたから顔だけは広くなってさ」
『……はぁ。あなたはろくな人と恋愛して来なかったんですね』
不毛な言い争いばかりして。ただキムテヒョンの意外な素顔に呆れていく。
自己肯定感が強いとは薄々感じていたが、ここまでな人間に会ったことはない。淡々と並べる自己主張を馬鹿真面目に聞いている私が可笑しくなりそうで。話を遮ってまで、
『誰かを本気で愛したことありますか？』
唐突に、こんなことを聞いてしまった。周りがキムテヒョンを過大評価しているから彼の心は歪んでしまっているのかもしれないって。
余計なお世話かもしれないけれど。案の定、フリーズした彼の反応は思いもよらぬ返答を招いた。
「愛って貰うものだと思います」
…、は？
to be continuous…。
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ゆんぎそ(プロフ) - 更新ありがとうございますっ！ドキドキが止まりません！！ (2021年12月4日 0時) (
レス) @page49 id: 0a10b6b6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎそ(プロフ) - わー！続きが気になりますっ！ドキドキ✨✨ (2021年12月2日 1時) (レス) @page27 id: 4741346bef (このIDを非表示/違反報告)
chay(プロフ) - Runaさん» すみません抜けてました！公開します！ (2021年12月1日 15時) (レス) id: 78cfebea7b (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませてもらってます！60話が抜けていませんか？ (2021年12月1日 15時) (レス) @page10 id: 1e0f8b7b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chay | 作成日時：2021年11月29日 21時
