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(人1)に対する視線も何故か鋭いし。
よろしく、なんて声は笑ってるけど。怖いほど無表情。ジミンだって気づいてるはずなのに初対面で失礼すぎないか?笑ってないで一言注意すればいいのに、
自分の彼女には弱い男だ。思わず(人1)が握手する寸前、手を引き寄せて肩を抱いた。
「…ほら、ジョングギも紹介して」
「さっきもしたじゃないですか。」
「いいから。何を今更照れてるんだよー!」
不意に(人1)の目が泳ぐ。ジョングガに彼女が居るってこと初めて知ったんだって顔に書いてあるみたいに分かりやすくて。明らかに動揺してるその顔を。
独り占めしたくなった。けど、
(人1)はジョングガの彼女が「仲良くして下さい」なんて手を差し出せば。悪意のない笑顔で握手できる。その切り替えは流石だね。
「私もテヒョンペンなんです。だから(人1)さんとは仲良くなれそう。私もそれ持ってます。今日はつけるなって彼に言われたんですけどね」
『…ははは。』
「ほーらテヒョンも、!改めて紹介してよ」
「あ、うん。」
未だ苦笑いをしている(人1)を引き寄せて。ジミンに言われた通り、俺は。
「俺の彼女の、立花(人1)ちゃんです。今後一切、手を触れぬようお願いします」
戸惑う(人1)をよそに、堂々宣戦布告。必然的に頷いてくれるってわかった上で「ね?」と、(人1)に確認する俺は嫌な性格だ。
でも顔をひきつらせながらも頷いてくれたから(人1)は満更でもないのかも。と思っていた俺は、その後(人1)に引っ張られて、
剣幕に怒られるはめになる。
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ゆんぎそ(プロフ) - 更新ありがとうございますっ!ドキドキが止まりません!! (2021年12月4日 0時) (レス) @page49 id: 0a10b6b6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎそ(プロフ) - わー!続きが気になりますっ!ドキドキ✨✨ (2021年12月2日 1時) (レス) @page27 id: 4741346bef (このIDを非表示/違反報告)
chay(プロフ) - Runaさん» すみません抜けてました!公開します! (2021年12月1日 15時) (レス) id: 78cfebea7b (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませてもらってます!60話が抜けていませんか? (2021年12月1日 15時) (レス) @page10 id: 1e0f8b7b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chay | 作成日時:2021年11月29日 21時