#97 ページ48
ジミナはまだ納得できたがジョングガにも本当に彼女が居たなんて。でも俺を安心させるかのように手を繋いだ二人の姿に違和感はなかった。
ヒョン達に見られないように自分の背に彼女を隠して、微笑ましい愛情表現がジョングガらしいなと笑っていたが、
ジョングガは、しきりに俺を見て。さっきの返答の続きを待っている。
お前はオープニングから気づいていたんだろう？ダンスブレイクの時、ある一点を見つめて停止していた。その後もチラチラと見ていたのを知ってる。
どうりで(人1)とも一切目が合わなかったわけだ。
「…ﾄﾝﾄﾝ。テヒョンさん、連れてきました」
「……、ありがとうございます。おいで。(人1)」
でも、そんな茶番も終わり。俺しか見れないこの空間に無理矢理、来てもらうことで。俺の物だと知らしめてやろうとした。
このやり方は気に食わない？戸惑いながらも俺の隣へ来て思わず視線を落とした(人1)。
驚くメンバーの声に驚いてしまったのか、萎縮してしまった。ただ、それはジョングガも一緒の用で。(人1)を直視できてない所か、そわそわと落ち着きがなくなってしまう。
「(人1)ちゃん、お久しぶり！！」
「席に可愛い子いると思ってたんだけど、やっぱり(人1)ちゃんだったんだ！」
「テヒョンが連れてきたの？」
「はい、勿論。(人1)挨拶しないと」
『え、……はい。お久しぶりです、今日はお疲れ様でした。』
皆、出会った当初は目に止めてもなかったのに。先に来ていた彼女そっちのけで(人1)に群がって。いっとくけど誰にも渡さない。
必死に俺が(人1)を隔てる壁になって。距離を保つように促すが、ヒョン達は悪ノリが過ぎるから。(人1)の愛想笑いに、喜んでしまってるし。
一人ジョングガを除いて。
「そんなことよりジミナ、彼女紹介してよ」
「あ、！うん、僕の彼女。本邦初公開！」
話題をずらして。この状況を(人1)にも分かるかのように。女の子二人の紹介をしてもらうことにした。
ジミンの彼女は相変わらず、という所か。
理想の高いジミンは女を見た目で選ぶ傾向にある。いつも、いい子なんだけどって言い訳から入って最後に別れるお前の未来が目に見えるようだ。
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ゆんぎそ(プロフ) - 更新ありがとうございますっ！ドキドキが止まりません！！ (2021年12月4日 0時) (
レス) @page49 id: 0a10b6b6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎそ(プロフ) - わー！続きが気になりますっ！ドキドキ✨✨ (2021年12月2日 1時) (レス) @page27 id: 4741346bef (このIDを非表示/違反報告)
chay(プロフ) - Runaさん» すみません抜けてました！公開します！ (2021年12月1日 15時) (レス) id: 78cfebea7b (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませてもらってます！60話が抜けていませんか？ (2021年12月1日 15時) (レス) @page10 id: 1e0f8b7b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chay | 作成日時：2021年11月29日 21時
