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『ねぇねぇ船長さんや…』
「…んだよ…」
『後方に海賊船発見』
大砲の準備してるから打たれるかもねぇ〜と呟いた瞬間、後から頭を掴まれ…床に叩きつけられる、風を切る音が真上から聞こえた後、爆発音がした
「ハァｯ！？お前ｯ…もっと早く言えよ！！撃たれるところだったぞｯ！！」
『乙女の頭を鷲掴みにして床叩きつけるものじゃありません』
「あ、すまねぇ咄嗟にやっちまった事だ許せ」
お前謝る気ないだろ…後でレディに対しての礼儀ってもんを教えてやろうか…？
「よしｯ…A…乗り込むぞ〜」
『え、やだよ』
「あの大きな船欲しい」
『子供かよ…』
エースは化物じみたその脚力で敵船の甲板まで飛んだが…私はそんなダルい事したくないのでロープなどを駆使して甲板まで登った
「…私要らないんじゃね？」
目の前に広がる光景は、エースが鉄パイプを器用に使い敵を薙ぎ倒している姿だった…
『俺ここの船長倒してくるからAは残りの雑魚を任せた！！』
そう言い、船長の大男に殴り掛かる私はエースに言われたとおりにするために敵船の中心に乗り込み短剣を抜く
「可愛い姉ちゃんが相手ったぁ…随分舐められたもんだな…」
『その姉ちゃんを侮ってたら…痛い目見るぞ〜』
その場で軽くジャンプして目を閉じ深呼吸をする…意識を集中させ目の前の男の目をじっと見据える…
「……………」
1歩、目の前の男が歩こうと足を動かし船床に足の裏をつける前に頸動脈を掻っ切る、膝から崩れ落ち鮮やかな赤が孤を描いて船床や服、顔に飛び散った
『はーい、1人目〜
「なｯ…！？あの一瞬でどうやってそこまで…」
『どうやってって……ん〜…ノリ？』
「「んな事ノリで出来たら全員やってるｯ！！」」
『まぁ、まぁ早く倒れてる奴ら引っ張って逃げな…あんまりこの船を汚す訳には………って居ない…』
振り返ると既に野郎達の姿は無く、脱出用のボートでだいぶ遠いところに居た
「「おーい！心の広い美人の姉ちゃん！！見逃してくれてありがとな〜」」
手を振りながらワイワイとボートの上で楽しそうにする姿をみて拍子抜けした…
『あ〜、お前ら！！まだ海賊続けるなら“道化のバギー”に会ってみろ、あいつはハデにノリが良くて面白い奴だからな！お前らも気に入るはずさ！！』
私は笑顔で彼らを見送った
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ゆん - 好きです！！！！！続きが気になります！！！ (2020年10月22日 23時) (
レス) id: f802e76bce (このIDを非表示/違反報告)
ただのエースファン - よかったです!!続きが楽しみです!! (2020年4月28日 9時) (レス) id: b5fc57be2a (このIDを非表示/違反報告)
ネコノミクス(プロフ) - フレアさん» ふおお！！読んでくださってありがとうございます！！！更新頑張ります(´；ω；｀) (2018年8月15日 21時) (レス) id: 5e7f718615 (このIDを非表示/違反報告)
フレア - 凄く面白いです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年8月15日 10時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコノミクス x他1人 | 作成日時：2018年8月11日 15時
