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事情を全て話すと、エースは顔を歪めた…ちなみにエースは先程の悲鳴を聞いて、こちらに来たらしい…
「つまり…コイツの持ってた薬をガキが飲んじまってやばい状況になってんのか…」
『あぁ…その少年の妹が迷子になってて…一緒に兄貴を探してたんだ…そしたら…こんな状況に…』
「…その子の親は…」
『…お嬢ちゃん曰く、お星様になったらしい…』
エースの表情は昨日の明るさはどこいったのか…とても暗くなり、偉く冷たい目付きで瀕死の男を睨みつけていた…
『船長…こいつを海兵に突き出したあと、お嬢ちゃんの所に行ってくるねから…先に船に戻ってて』
「………いや…俺も同行するよ…」
『…分かった…』
森を抜けると、街中パニックになっていた…どうも肉食獣が暴れていた…との事で丁度それを聞きつけた海兵がいたので押し付ける勢いで男を渡した
その後すぐに病院まで行くと、先程まで寝たきりだった少年が、お嬢ちゃんと元気そうに話していた
『…良かった…目を覚ましたんだね…』
「あ！！ねこさん！！お兄ちゃんがめをあけたよ！！」
「あ…あの人が“ユイナ”の言ってたねこさん？」
「そうだよ！お兄ちゃん！ねこさんがお兄ちゃんの事をたすけてくれたんだよ」
「そうなんですね…ねこさん…本当に…ボクを助けてくれてありがとうございます…」
少年は深々と頭を下げた、私は彼らの頭を撫でて医者の所へ向かった医者にお金を渡して去ろうとしたが
「いや…このお金は受け取れないよ、誰でも必ず治すのが医者ってものさ…君が…私の所へ早く来てくれたおかげで彼が助かったんだ…逆にお礼を言わせて欲しい」
『…脅して悪かった…貴方は本当に最高の医者だよ』
「ははは…最高の褒め言葉だよ、まぁ…脅した事についてだが気にしてない、それに君能力者だろ？船旅頑張りなよ」
「ん？能力者？」
最後に盛大な暴露がなければ本当にいい医者だった、いや…まじで一言おおいよ？すみませんがとなりのエース君の視線が痛いです今すぐ船に戻って寝たいです
『……ひ…一言多い名医さんサヨナラ…』
外でまたせてるお嬢ちゃん達の所へ戻り、お別れの挨拶をする、お嬢ちゃんは泣き出した「ねこさんとはなれたくない」と一点張りで私の足から離れなくなった…
お兄さんも困った顔をしながら苦笑いしている…いつもなら無理やり剥がそうとするが…何故か出来なかった
『…ねぇお嬢ちゃん、聞いてくれる？』
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ゆん - 好きです！！！！！続きが気になります！！！ (2020年10月22日 23時) (
レス) id: f802e76bce (このIDを非表示/違反報告)
ただのエースファン - よかったです!!続きが楽しみです!! (2020年4月28日 9時) (レス) id: b5fc57be2a (このIDを非表示/違反報告)
ネコノミクス(プロフ) - フレアさん» ふおお！！読んでくださってありがとうございます！！！更新頑張ります(´；ω；｀) (2018年8月15日 21時) (レス) id: 5e7f718615 (このIDを非表示/違反報告)
フレア - 凄く面白いです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年8月15日 10時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコノミクス x他1人 | 作成日時：2018年8月11日 15時
