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｢こういう雑貨屋は久しぶりや｣
『ひさしぶり？』
店員さんのいらっしゃいませーという声を聞きながら店内に入る。
ここの店は、アンティーク物を中心に扱っているみたいだ。
｢お、このバレッタとか似合うんちゃう？｣
白と金色のビーズが散らばった、端に歯車がついた綺麗なバレッタ。
そっと、Aの髪にあてがうと綺麗なブロンド色の髪に白いビーズがよく映えた。
『ちーの、にあうー？』
｢すっごい似合っとるで！買ったげるよ、これ｣
『ほんと？わーい！』
店員さんに声をかけ、バレッタを買う。
付けたげるよ、と言いAの髪を掬うとふわっと甘い香りがした。
パチンとバレッタを留め、Aに鏡をみせる。
『おひめさまがつけてるのみたい！ちーの、ありやと！』
すっごい喜んでくれた。かわええなぁ…。
その後も、でっかいパフェを一緒に食べたり皆に買うお菓子を決めたり、ゾムさんへのお土産を探したりした。
夕暮れに城へ帰るとゾムさんはもう帰ってきていた。
Aの姿を見つけると
｢Aーー！！！チーノに変なことされてないやろな？大丈夫やったか？｣
｢……ゾムさん。僕をなんだと思ってるんですか｣
『へんしつしゃ？』
｢｢え？｣｣
｢ちょ、チーノ！変な言葉覚えさせるな言うたやろ！｣
｢いや、ぼくじゃないですって！｣
『しっま！』
｢コネシマか…。ちゃーんと覚えとくわ。そう言えば、A。チーノにお礼言ったか？｣
そのバレッタ買ってもらったんやろ。と付け足すゾムさん。
『あーと！また、でーとしようね！』
ぎゅーと足元に抱きついてくるA。
しゃがんで、
｢どういたしまして。またデートしような。｣
と言って指切りをすれば、にこっと笑ってくれた。
｢A、俺ともデートしようや｣
『ええよー』
ゾムさんともデートの約束をしているA。
｢Aは、モテモテやね｣
『……？わかんない』
やっぱり、Aは可愛ええな。
ーーーーーーーーーーーー
〜チーノとAが城下町歩いてるときの国民たち〜
｢チーノ様だわ！｣
｢あら…？隣にいるのは娘さん？｣
｢いや、チーノ様は結婚してないと思います…｣
｢じゃあ、ロリコ…｣
｢ま、まぁ幸せそうな顔してるからいいじゃない！…ね？｣
｢そうね、幹部様も忙しそうだもの。｣
国民たちの間にしばらくの間、チーノ様ロリコン説が広がったのはまた別のお話。
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シロ(プロフ) - コメント失礼します。いやぁ、ロリ………幼女ちゃんめっちゃ可愛い！このまま可愛いまま育ってくれ(*´ `*) (1月21日 18時) (
レス) @page41 id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - めでゅーささん» ありがとうございます…！幼女ちゃんこれからも可愛く書けるように頑張ります！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 545e7a664d (このIDを非表示/違反報告)
めでゅーさ(プロフ) - 幼女ちゃん可愛い…！これからも更新ファイトです！ (2021年3月10日 16時) (レス) id: b5c70c52ad (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - もちもちさん» 名前はフレンチクルーラーです申請してます (2021年3月8日 16時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ReiHetaさん» こちらこそ、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします…！ (2021年3月8日 16時) (レス) id: 545e7a664d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもち | 作成日時：2019年11月5日 11時
