【お気に入り500人記念】幼女、お薬を飲む ページ23
とあるマッドサイエンティストさんお手製のお薬を手に不思議そうな顔をする幼女。
『A、じょむと同じくらいになれるの？』
｢あぁ、もちろんさ！目が覚めた時には同じくらいになってるよ｣
『あーと！…ありやと！』
ピンク色の小瓶をくるくると回してお礼を言う幼女につられて笑った。
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｢んー…A、もうちょっと寝かせてぇや…｣
目が覚めると、ゾムの顔が目の前に。
いつもより近い。
手のひらをぐーぱーするといつもより大きくて動かしやすい。
口をパクパクと動かして、頬をぺたぺたとさわる。
いつもよりおっきい。
だけど、いつもは高く見える棚も机も低く見える。
ふしぎ。
『ぞむ！おきて、朝だよ？』
言葉が簡単にでてくる。
｢っ、！？誰や！｣
ゾムの驚いた顔。
あんまり見た事がないから、嬉しい。
『A、だよ？』
｢…嘘や。昨日まであんなに小さかったのに…。いきなりあんなに大きくなるなんてあるんか？いや、だけど…｣
ブツブツと、ゾムが1人で話し出す。
『ごはんは？おなかすいたぁ…』
｢せ、せやよな…。とりあえず食堂行こか！｣
慌てて、ベットからおりて立ち上がるゾム。
ベットが暖かかったのにゾムが居なくなったから少し寒くて寂しい。
｢ほら、Aも立ち上がり？｣
手を差し伸べてくれるゾム。
優しいゾムが大好き。
立ち上がると、いつもは凄い視線が低いのに今日は顔を上げればゾムの顔がすぐ近くにある。
歩こうとすると、少し歩きにくい。
ふらふらと歩いてるとゾムが少し前に行ってしゃがんで
｢おんぶしたげる。乗って。｣
『わ、ありがとう！高い、高い！』
いつもよりすっごい高い視線に気分が良くなる。
｢うわ、A。あんまり動かんといて！落っこちるで！｣
『ひゃ、ゾム！すごいすごい！もっと早く走って！』
ゾムは、足がはやい。
ビュンビュンと変わる景色に楽しさが倍増される。
｢ははっ、結構楽しいなこれ！｣
『すごい！いつもより食堂に着くの早いよ！』
｢流石俺やな！｣
『ゾム、すごい！すき！』
食堂につき、ゾムをぎゅーと抱きしめる。
｢あ、そう言えば、クリーパーカーそのサイズでピッタリやな｣
そう言ってるゾムの耳が少し赤くなっていることを私は知らない。
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シロ(プロフ) - コメント失礼します。いやぁ、ロリ………幼女ちゃんめっちゃ可愛い！このまま可愛いまま育ってくれ(*´ `*) (1月21日 18時) (
レス) @page41 id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - めでゅーささん» ありがとうございます…！幼女ちゃんこれからも可愛く書けるように頑張ります！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 545e7a664d (このIDを非表示/違反報告)
めでゅーさ(プロフ) - 幼女ちゃん可愛い…！これからも更新ファイトです！ (2021年3月10日 16時) (レス) id: b5c70c52ad (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - もちもちさん» 名前はフレンチクルーラーです申請してます (2021年3月8日 16時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ReiHetaさん» こちらこそ、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします…！ (2021年3月8日 16時) (レス) id: 545e7a664d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもち | 作成日時：2019年11月5日 11時
