Your Heart is Child

Child 4 ページ4

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俺たちが家に帰ってきてからしばらく経ち、そろそろ…と窓を覗いたニノ。




そうだ、松潤がそろそろ帰ってきてもいい時間だ。




雅「あぁもう、松潤遅いな！お腹空いたよー」




和「買いに行ってもらってるんだから我慢しなさい」




雅「すみません…」




相変わらずこの二人の掛け合いは楽しかった。




俺の大好きなコンビ(笑)。




智「ニノ、なんか俺…ちょっとだけ嫌な予感がする」




突然、ずっと黙っていた智くんが呟いた。




それも意味深なことを。




和「…どういう意味ですか？大野さん」




みんなが顔をしかめて智くんを見つめる。




智「いや別に大したことじゃないんだけどね、ちょっとだけ胸騒ぎがすんの」




雅「えっ、どうしよう、誰かが事故にあったら…」




翔「相葉くん、縁起でもないこと言わないでよ。あくまでも智くんの勘なんだから。だよね？智くん」




智「うん…」




どうしたというのか。松潤がいないから不安になった。松潤の身に何かあったら…




和「翔さん。言いながらちょっと心配してるんじゃない？潤くんのこと」




ニノに不意をつかれてびっくりした。




和「いや隠さなくていいよ？俺もだからさ」




翔「そうだよね…」




智くんって結構言うこと当たったりするからなぁ。




だから不安な訳だけれど。




ここは山のふもと。雪崩に遇う可能性だってあるのだ。




智「ホント気にしないで。ごめん変なこと言って」




悪い空気になってしまったことに少しだけ罪悪感を感じたのか智くんは困った顔。




翔「まぁ、松潤が帰ってくるのを待とうよ」




和「そうですね」




4人集まっているのに、今はあまり楽しくなかった。




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