Your Heart is Child

Child 17 ページ20

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翔「あーもぉ…泣かないでよ〜。ほらほら潤くん、いないいなぁい…ばあっ」



寝室では、翔ちゃんと相葉くんが必死になって潤くんをあやしていた。



僕も途中参加。一緒になって潤くんをあやす。



和「いやぁ〜潤くん、今日もカッコいいな〜」



頭をポンポンしてやると、泣きながらだったけどとても嬉しそうに笑ってくれた。



ようやく落ち着いてきた潤くんは、疲れてしまったのかコテンと眠った。



和「翔ちゃん、相葉くん。今夜一晩、僕が潤くんに寄り添うよ。だから二人は安心して寝てくださいね」



僕は二人にそう言って、寝室から出した。



ベッドで眠る潤くんの寝顔はとても優しいもので。



慌ただしいこの今を、忘れられる気がした。



寝てるときは…こんなに普通なのにな。



潤くん。また、たくさんゲームの話したいよ。



買い物一緒にしたいよ。



普通に…普通に。



こんなことになったのって…僕らのせいなのかなぁ。



潤くんの病気はあの日、治ったはずだった。



手術を受けた日、医者に言われた言葉。



『これで、何かショックを与えなければ再発することはないと思いますよ』



今日、潤くんは再発した。



ということは、僕らが潤くんを見つけるまでに彼の身に何かが起こったことになる。



でも、何かって…？



考えても、考えても、そのときは何もわからなかった。



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