Child 15 ページ18
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現在23時52分。今日も1日が終わろうとしている。
「とりあえず潤くん寝室につれてくわ」
翔くんが潤くんを背負う。相葉ちゃんも手伝って。
二人になったリビングは静かすぎて怖いくらいだ。
そんな静かな空間で、僕はニノに声をかける。
「ねぇ…」
するとニノはうつ向いていた顔をゆっくり上げた。
目は、合わないようになのか下を向いたままだった。
「潤くんのこと、好き?」
突然の質問に少しビクッと反応したが、
「…もちろんです」
と、聞き取れないくらいの小さな声で言った。
「ほんとに?言い切れる?好きだって言い切れる?」
どこまでニノを追い詰めれば気がすむんだ。
今は自分に嫌気がさした。
「…」
黙り込んでしまった。
「…ニノ?」
何も言わない。うつむいたまま、何も。
どうして信じてやれなかったんだろう。
どうしてあんなに責め立ててしまったんだろう。
約束を破られたから?
いや…多分きっとそれだけじゃない。
でもそれが何かはわからないんだ…。
「ごめんね、大野くん…。こんなに弱虫で」
ニノは再び、静かに静かに涙を流し始めた。
また…泣かせた。
泣かせちゃった。
「わからない。本気で潤くんのことを好きでいられてるのか。わからないんだ」
震える涙声。
こんなときにも、気の利いたことなんて言えない僕。
ただ、だんまりすることしかできなかった。
「でもね」
そう言ったニノの声は、今までよりも強くて。
「努力はしてみる。潤くんのことを本気で愛せる自分になるよ。確信はないけど、きっといつか気づける日が来ると思うから。僕は潤くんを、みんなを、自分を大切に思えるまで努力するよ」
…ニノって、いつの間にこんなに強くなってた?
なんだよ。弱虫なのは僕のほうなんじゃん。
そう思ったらなぜか、涙が溢れてた。
ちゃんとした大人になりきれてないのは、僕だ…。
「大野くん…」
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咲潤**゚ - 更新まだー(´∧`)、゚ (2013年5月20日 3時) (携帯から) (レス) id: a0c618fd1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - あー、早く続きが気になります。 (2013年4月27日 1時) (レス) id: 872896530f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきぃ(プロフ) - 更新頑張って下さい、 (2013年4月21日 19時) (レス) id: c388064259 (このIDを非表示/違反報告)
村山季衣(プロフ) - ビビりました。ホントになるのかと・・・・・・っほ (2013年4月18日 19時) (レス) id: bf33a842c5 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅじゅん(プロフ) - 無理は言いませんが・・・はやく続き読みたいな~・・・って・・・。 (2013年4月5日 15時) (レス) id: bfdd9aba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natchan | 作成日時:2013年1月28日 9時