Child 13 ページ15
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翔「・・ただいま」
俺と智くんが家に戻ると、相葉くんが
雅「おかえりぃ!」
笑顔で迎えてくれた。
雅「ニノがね、二人に言いたいことあるって」
ホラホラ〜、とニノを促す相葉くん。
ニノの肩には、大きめのカバンが提げられていた。
そういうことか・・・。
智「何も聞くことなんてないんですけど」
翔「智くん」
興奮ぎみの智くんを手で制し再度ニノに目をやった。
すると、突然目の前で深々と頭を下げた。
和「誤解を生むようなマネしてすみませんでした!」
やっぱりな・・。
智「誤解?」
和「俺、翔くんや潤くんを見捨てるつもりなんてちょっともなかったんです」
智「・・・嘘つけ」
和「本当です」
智「じゃあどうして勝手に帰ったりしたんだよ!」
翔「ちょっと智くん!」
なんだか場の空気がよくない。相葉くんも困ったような顔をしていた。
智くんは気にせず、怒鳴り続ける。
眠っている松潤を指さし、こう言った。
智「松潤見ろよ!こんなにグッタリして・・ニノは潤くんの命を背負うことが辛いかもしれない。でも潤くんはそれ以上に辛いんだ!」
雅「だあーっ!いい加減にしろよもぉー!」
翔「相葉くん!?」
突然、相葉くんが智くんの頬を平手で打った。
すっげぇびっくりした…黙って見てると思ったら。
雅「リーダーいい加減目ぇ覚ましてよ・・。リーダーなら…リーダーなら絶対わかってくれると思ったのに!」
智「・・・」
和「もういいよ相葉さん。ありがとね」
俺は不意に、ずっと黙っているだけの自分がいることに気がついた。
翔「ニノっ・・」
立ち上がり、出ていこうとするニノにただ名前を呼ぶことしかできない自分。
和「ごめんね、俺がいたって邪魔なだけだよね。今までありがとう。10年間もの間、いい夢見させてもらったよ」
見るとニノの瞳からは、大粒の涙があとからあとからあふれでてきていた。
俺が止めようとすると、その前にニノの足は止まった。
もちろん自ら止めたのではない。止めたのは
潤「行かないでっ…」
潤くんだった。
和「潤くんっ…!?」
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咲潤**゚ - 更新まだー(´∧`)、゚ (2013年5月20日 3時) (携帯から) (レス) id: a0c618fd1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - あー、早く続きが気になります。 (2013年4月27日 1時) (レス) id: 872896530f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきぃ(プロフ) - 更新頑張って下さい、 (2013年4月21日 19時) (レス) id: c388064259 (このIDを非表示/違反報告)
村山季衣(プロフ) - ビビりました。ホントになるのかと・・・・・・っほ (2013年4月18日 19時) (レス) id: bf33a842c5 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅじゅん(プロフ) - 無理は言いませんが・・・はやく続き読みたいな~・・・って・・・。 (2013年4月5日 15時) (レス) id: bfdd9aba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natchan | 作成日時:2013年1月28日 9時