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十二月二十五日


今夜は世界中で行われる大イベント…



ークリスマスー



「どうしても伝えたいことがある」とアンドレア君から連絡があり、私は待ち合わせ場所に向かった。だけど、彼の姿はどこにもなかった。


A「伝えたいことってなんだろう…?」


疑問に思いながら行き交う家族やカップルに目をやる。すると…


?「A!」


A「っ!」


聞き慣れた声にすぐさま反応し咄嗟に振り向く。


ア(イ)「遅くなってごめん、寒かったでしょ?」


A「ううん、これくらい平k…!」


自身のマフラーを首元に巻き付けてきた。アンドレア君ったら相変わらず優し過ぎる。良いことなのか、悪いことなのか…。


ア(イ)「さっ、行こうか。」


A「…うん。」





手を引かれながら歩いていると、とあるレストランに着いた。


A「ここって…」


ア(イ)「そう、この街で一番人気のレストランさ。」


A「でも、どうして?」


ア(イ)「答えは中に入ってから教えるよ。」





A「…。」


"高級"と言う言葉に縁もゆかりも無い私は辺りを見渡す。老若男女問わずオシャレな人ばかりでどうも落ち着かなかった。


ア「A。」


A「な、何?」


慌てて視線を戻すと一つの小さな箱を差し出される。パカッと音をたて中から姿を現したのは光り輝くダイヤの指輪だった。


A「っ!」


ア(イ)「Aと過ごしてきた時間は僕にとってかけがえのないものとなりました。これからもずっと僕の側にいてほしいです。君だけを愛し、幸せな家庭を築き、永遠に守り続けると心から誓います。…A、僕と結婚してくれませんか?」





A「う…うう…。」


あまりの嬉しさに次々と涙が溢れてきた。周りの人の視線を気にしながらもなんとか口を開く。


A「はい、宜しくお願いします////」ニコッ


何の迷いもなく笑顔で返事をした。

2 結婚→



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設定タグ:ちびまる子ちゃん , イタリアから来た少年 , 恋愛小説   
作品ジャンル:恋愛
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A☆K(プロフ) - しおりさん» お久し振りです!番外編でも、頑張って下さい!楽しみにしております! (2019年1月12日 2時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます!どのような展開になっていくのかお楽しみに☆ (2018年12月7日 7時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - ありがとうございます!ずっと楽しみにお待ちしています!いっぱい書いてくださいね♪ (2018年12月7日 0時) (レス) id: 4de5243492 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しおり | 作成日時:2018年12月5日 22時

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