48 希望 ページ48
(TIME)十四時三十五分
ヒ「マーク君に次に会えるのは冬休みですね〜。」
花「ああ。」
花輪君の親友であるマーク君の乗った飛行機が離陸した。
花「冬にはまた会えるけど、やっぱり少し寂しいね…。」
一方、大食いコンビもらしくない顔をしていた。
小/ネ(ハ)「ハア…。」
小「何だかだんだん悲しくなってきたぞ…。」
ネ(ハ)「俺もだよ…。」
…
タッタッタッ…
「「ハアハア…。」」汗
息を切らしながら走って来た先には、沢山の建物が綺麗に並んでいた。
兄「この辺りが二丁目だ。」
A「お腹空いたね…。」
上野に来てから一切食べ物を口にしていないので、胃袋が限界を伝えてきた。
ア(イ)「A、大丈夫ですか？」
A「今何時？」
お兄ちゃんが腕時計を見て時間を確認する。
兄「もう、十四時四十五分だ。十七時には空港に戻らないといけないから、十六時には上野を出ないといけないぞ！」
A「そしたら後、一時間ちょっとしかないね！」汗
兄「そうだな！A！」汗
A「うん！」
ア(イ)「お兄さん、A…待って下さい！」
A/兄「…えっ？」
呼び止められたので振り返ると、悲しそうな顔をしていた。
ア(イ)「もう、これ以上のん気屋呑兵衛を探さなくても良いです…。Aとお兄さんに迷惑をかけたくないです…。」
A「私が"お腹空いちゃった"なんて言ったから気にしてるんでしょ？ごめん！もう少し頑張ろう！」汗
悪気があって言った訳ではなかったので慌てて謝った。
ア(イ)「ありがとう。だけど…Aもお兄さんも大変だし…。」
兄「俺らの事は気にするな。」
A「そうだよ！もう少し頑張ろうよ！」
ア(イ)「っ…。」
アンドレア君は黙ったままだ。すると、お兄ちゃんがアンドレア君の元へ寄る。
兄「アンドレア。」
ア(イ)「？」
優しい眼差しで見つめゆっくりと頷き笑った。
ア(イ)「お兄さん…。」
私達は仲良く手を繋ぎながら真っ直ぐ歩いた。
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しおり(プロフ) - A☆Kさん» はい！ありがとうございます！ (2018年10月21日 19時) (
レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» はい！これからもずっと見守らせて頂きます！どうか､頑張って下さいね！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A☆Kさん» ここまで頑張れたのも読者様のおかげです！クライマックスまでどうか暖かい目で見守り下さいませ！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» もうすぐラストスパートですね！更新される度楽しく読んでいます！最後の方も頑張って下さい！楽しみにしています！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» こんにちは！はい！クライマックスをお楽しみに☆ (2018年10月21日 17時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2018年9月27日 6時
