31 心の中 ページ31
野「花月に行けたし。」
小「美味いもんいっぱい食えたしな〜♪」
ネ(ハ)「うん。美味いもんいっぱい食ったよ〜♪」
どうやら他の皆も大満足してくれたようだった。
ア(イ)「僕もお爺ちゃんの話が聞けて良かったです。のん気屋の夫婦には会えなかったけど…大阪に来て良かったです！」
A「うん！」
ピーピッピッ、ピーピッピッと何故か野口さんが笛を吹き始めた。
ジュ(ブ)「アミーゴ！大阪、楽しいですねー♪」
ア(イ)(…お爺ちゃんが楽しく過ごしていた大阪。)
〜
一人の老人が椅子に腰掛け、見上げている小さな男の子の手を優しく握っていた。その老人こそアンドレア君の祖父であるAで、男の子がAの孫であるアンドレア君だ。
爺【A】「アンドレア、お爺ちゃんは日本が大好きなんだ。」
ア(イ)「何で？」
爺【A】「日本人は真面目で優しい。大阪ののん気屋で過ごした日々は本当に楽しかったよ。」
ア(イ)「大阪？」
爺【A】「のん気屋の夫婦には凄くお世話になったんだよ。何時も笑顔で迎えてくれてお爺ちゃんは幸せだったよ！」
ア(イ)「僕も、何時か日本に行ってみたいな！大阪にも行ってみたいな！」
好奇心からか目をキラキラさせていた。"日本(大阪)に行きたい"という願いが本当に叶うとは、この時は夢にも思わなかっただろう。
〜
ア(イ)(お爺ちゃん、僕は今…大阪に来ているよ！)
A「アンドレア君！」
ア(イ)「っ！ぁ…。」
A「これあげる。さっき買ったの。旅の思い出だよ！」
手にしていた一つの人形を渡す。
ア(イ)「ありがとう！」
受け取ると嬉しそうな顔をした。
A「明日も晴れると良いね！」ニコッ
小「アンドレア、明日は串カツ食おうぜ！」
ア(イ)「はい！」
小杉君が早くも明日食べる料理名を言ってきた。アンドレア君は戸惑う事のなく笑顔で返事をした。"大阪に来たんだしたまには良いかも"…そう心の中で呟いた。
ア(イ)(本当に、皆優しいね！)
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおり(プロフ) - A☆Kさん» はい！ありがとうございます！ (2018年10月21日 19時) (
レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» はい！これからもずっと見守らせて頂きます！どうか､頑張って下さいね！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A☆Kさん» ここまで頑張れたのも読者様のおかげです！クライマックスまでどうか暖かい目で見守り下さいませ！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» もうすぐラストスパートですね！更新される度楽しく読んでいます！最後の方も頑張って下さい！楽しみにしています！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» こんにちは！はい！クライマックスをお楽しみに☆ (2018年10月21日 17時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しおり | 作成日時：2018年9月27日 6時
