29 回想 ページ29
店(女)「私より隣の親父がよぉー知ってるから、連れてくるわ！ちょっ、待ってて！」
女の人はお店を出て隣の親父さんと言う人を呼びに行った。希望はほとんど失いつつあるけど、少しは期待しても良いのかな？
…
A「"りょうさん"と"チエちゃん"って言う夫婦なんだね！」
ア(イ)「初めて知りました。」
二十年も前に引っ越しをしてしまったが、夫婦の名前を知る事が出来ただけで嬉しそうだった。
兄「もし、今の住所が分ければ連絡がとれるかもしれないな！」
A/ア(イ)「…あっ！」
ガラッ
店(女)「親父を、連れて来たよ！」
店(男)「りょうさんとチエちゃんの事を聞きたいんやて？」
ア(イ)「はい！僕の爺ちゃんが昔、のん気屋呑兵衛に来ていました。」
店(男)「あんたの爺ちゃんが？」
ア(イ)「はい！」
親父さんがじっとアンドレア君の事を見つめる。
店(男)「ん…あっ！あんた、Aの孫か！」
アンドレア君のお爺ちゃんの事を何とか思い出してくれたようだ。
A「っ！」
ア(イ)「はい！Aの孫です！」
店(男)「うわぁー！こらーたまげたぁー！まさかAの孫に会えるなんてなぁー！」
アンドレア君と親父さんは世代を超えた再会に互いに喜びあった。
ア(イ)「お爺ちゃんを知っているんですね！」
店(男)「よぉ、知ってるよー！」
〜
店(男)「Aはええ奴でなー！戦後の日本の写真を撮ってたんや。あっちこっち行っては必ず大阪に戻ってきたんや。」
A「大阪が好きだったんだね！」
店(男)「豪快によぉー笑う男でなー、酒も強かったなぁー！皆、Aが大好きやってわー！」
〜
店(男)「俺も、Aとよぉー飲んだよ！」
ア(イ)「っ…。」
A「…。」
話を聞いてアンドレア君のお爺ちゃんは誰からも愛されていた事が分かった。亡くなってしまった今…本当の事を言ったりなんかすればどんなにガッカリする事か…。
店(男)「Aは元気か？」
「「っ！？」」ギクッ
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しおり(プロフ) - A☆Kさん» はい！ありがとうございます！ (2018年10月21日 19時) (
レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» はい！これからもずっと見守らせて頂きます！どうか､頑張って下さいね！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A☆Kさん» ここまで頑張れたのも読者様のおかげです！クライマックスまでどうか暖かい目で見守り下さいませ！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» もうすぐラストスパートですね！更新される度楽しく読んでいます！最後の方も頑張って下さい！楽しみにしています！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» こんにちは！はい！クライマックスをお楽しみに☆ (2018年10月21日 17時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2018年9月27日 6時
