2 きっかけ ページ2
花「僕の通っている英会話スクールの先生から、日本にホームステイしたいと言う子ども達を頼まれたんだ。」
「へぇー！」と私達の驚きの声が教室中に響き渡る。それを聞いて誰一人と驚かない訳がない。
A「じゃあ、今、花輪君家には外国の子どもがいるの？」
花「うん、昨日からね。色んな国から小学校五年生の子ども達が六人来ているよ。」
「えー！」とたまちゃんが、「何と！」と丸尾君が驚く。
た「小学校五年生が六人も！？」
丸「ズバリ、グローバルでしょう！」
流石は丸尾君。普通の小学三年生じゃそんな言葉は確実に出ないと思うよ。
は「色んな国から来てるなんて、言葉だけでも大変だろうなー。」
花「まあね。でも、皆日本が好きで来ているから、少しだけど日本語が喋るのさ。」
A「そうなんだ！それなら楽しいね♪」
は「花輪家なら六人でも七人でも泊まれるから、良いよなー。」
A「本当だね。花輪君家に十日間も泊まれるなんて贅沢過ぎるよ。」
平素な暮らしをしている私達とは違って花輪君家はれっきとしたお金持ち。はまじ君の言う通り、花輪君家なら六人滞在しても問題ないと思った。ところが、花輪君の口から思わぬ言葉が返ってきた。
花「それが…家に六人集まっていても、日本の生活を満喫出来ないと思うんだ。君達の中で、外国の子どもが滞在しても良いって言う家があったら、是非頼むよ。」
言われてみれば、外国の子ども達に日本の生活を満喫してもらうためにも、そうしてあげた方が一番良いのかもしれない。
た「何日くらい滞在するの？」
花「昨日も含め十日間さ。」
A「十日間かぁ、ちょっと長いね…。」
いくら外国の子どもが日本語を話せたとしても、スラスラと話せる訳ではないはず。英語が話せない私達にとって十日間の滞在は苦痛でしかないだろう。
は「家も無理だろうなー。」
がっかりとした顔ではまじが言う。私の家も多分…。そもそも、滞在を許可してくれる家庭はそう簡単に現れるのだろうか？
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しおり(プロフ) - A☆Kさん» はい！ありがとうございます！ (2018年10月21日 19時) (
レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» はい！これからもずっと見守らせて頂きます！どうか､頑張って下さいね！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A☆Kさん» ここまで頑張れたのも読者様のおかげです！クライマックスまでどうか暖かい目で見守り下さいませ！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» もうすぐラストスパートですね！更新される度楽しく読んでいます！最後の方も頑張って下さい！楽しみにしています！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» こんにちは！はい！クライマックスをお楽しみに☆ (2018年10月21日 17時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2018年9月27日 6時
