I am Naughty girl. (ページ48)

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数日後の夜、

PM 22:00

仕事を終えて家の下に着くと
こんな時間だと言うのに
またも数人の女性が見える。

見てないフリをして早速と
マンションのオートロックを解除する

『あの！』

1人の可愛らしい雰囲気の女性が私の足を止める

「はい...？」

『あの..こちらにお住まいですか？』

当たり前だろと心の中で突っ込みながらも

「はい...どうされました？」

『えっと、、ここに平野紫耀君って..』

それを見ず知らずの私に聞くのか。。

「すみません、引っ越してきたばかりで...」

あながち間違ってはいない。

『そうですか、、すみません。
ありがとうございます』

残念そうな顔をして去っていく。

芸能人って本当に大変だなぁ

プライベートなんて有ってないようなもん。

そんな事を思いながら自宅に戻り、

今日も夕飯を作り、彼の帰りを待つ。

待ってる間、

さっきの女性の事を考えていた。

待ち伏せなんてもちろん
良くないことではあるけど、

あそこまでしてでも会いたくて
好きで仕方ないんだろうなと思うと

私がどれだけ幸せな立場に有るかに気づく

それと同時に、

私なんかが "平野紫耀" の隣に居ていいのか

相応しいのか。

ただの古着屋の凡人の私が。

きっとファンの人達が知ったら

さぞがっかりしてしまうんだろうな...

と、ふとした時によく

1人勝手に落ち込んでしまう。

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