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紫耀との生活が始まって
あっという間に1ヶ月が経過した。
大きな喧嘩も無く、
毎日なんだかんだ仲良く過ごしていた。
そんなある日、
平野「A、ちょっと話せる？」
真剣な面持ちで手招きする彼。
「どうしたん...？」
平野「実はさ...
さっき事務所から連絡があって、、」
どうやら
とある女優との熱愛報道が出ているらしい
週刊誌には載らないように
事務所が対処してくれた様だけど、
平野「もしどこからか耳に入って
変な誤解されたくなかったから...」
「わかった。何もないんでしょ？」
平野「...ん。」
まだ何か言いたげな様子の彼。
「何かあるの...？」
平野「今は無い。...けど、」
「けど？」
平野「Aと付き合うもっと前に、
その人とは確かに付き合ってた。」
「前の事はわたしには関係ないよ」
だけど、
今更そんな情報が回るってことは
何かあったからじゃないとおかしい
「最近会ったの？」
平野「...うん」
やっぱりね。
「仕事？」
平野「違う...」
「..そうなんだ」
これ以上は聞かない方が自分の為と思い
立ち上がり別の部屋に行こうとする
平野「でも理由があって！」
引き止めるように話し出す。
私は何も言わず立ったまま聞いている。
平野「...向こうが、、まだ好きみたいで...
しつこく色々されてて...やめて欲しいって
頼んだら会ってくれたら辞めるって言うから、、」
そりゃ、そうだよね
こんな素敵なひとの事
好きじゃ無くなるなんて難しすぎる。
「なんで別れたの？」
平野「えっ？、、それ本当に聞きたいの？」
「うん、教えて？」
平野「単純な事だけど、色々あって
仕事かその子か選択しないといけない状況で
自分でもびっくりしたんだけど、
何の迷いもなくすぐ仕事を選んだ。」
紫耀にとって仕事は
それほど大事な物だってことが分かって
私もそうなるんじゃないかって嫌な考えが浮かぶ。
平野「、、A？もしまたその状況になったら
迷わずAを選ぶって断言できる。本当に。」
「、、ありがと」
私の気持ちを見透かされてるかのように
タイミングよく紫耀は
わたしを安心させようとしてくれる
その女優さんには少し申し訳ないけど、
紫耀にとっての1番になれたような気がして
嬉しかった。
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まな(プロフ) - めっちゃ面白いです!!学校から帰って来て唯一の楽しみです!!これからも頑張って下さい!! (2020年6月22日 18時) (
レス) id: 03e786fac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：an | 作成日時：2020年6月17日 20時
