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Levi side
「自分で野良猫とか言っちまったよ…」
馬車の中で芋を食う姿や、
美容室で紅茶を飲む仕草を見た時から少し疑問ではあった。
その見た目とは似つかわしい綺麗な食い方。
紅茶に関しては作法が成っていた。
地下街で育った、それも親なしで育った子供なんてロクな食い方をしないからだ。
「多分…記憶もないくらいの歳の頃に
教えて貰ったんだと思う」
本人は特に気にしていないようだが、
こちらからしたら少し異様な光景だ。
ハンジ「あはは！地下街出身の貴族か。面白いね」
「貴族だあ？アイツらは嫌いだ」
金に媚びた豚共め。
そんな言葉を吐くA。
その容姿でその言葉遣いはどうなんだAよ。
ハンジ「そうだA、エルヴィンが明日から早速訓練を始めると言っていたよ」
「おお〜内容は？」
ハンジ「ええとね、明日は筋力トレーニングと対人格闘術、立体起動の基本もやるみたいだ。それとわたしの座学！」
ハンジは手元の資料を見て答える。
『初日にしては多いな』
ハンジ「なんでも次の卒業に絶対間に合わせたいらしい。Aは即戦力だからねえ」
「いやあ〜それ程でも〜」
『調子に乗るなクソ猫』
軽く足を蹴れば大袈裟に痛がり、ご馳走様でしたとそそくさと食器を片付けに行った。
ハンジ「今日一日で分かったことは？」
先程とは少し違うトーンでハンジが問いかけてくる。
『親や出生に関してはさっぱりだ。だがアイツの警戒心は尋常じゃねえ、美容室で俺の事を組み敷こうとしたくらいだ』
ハンジ「えっリヴァイの事を？！へえ〜やるねえ」
地下で育った本能だろうか、常に周りを警戒している。態々意識しているわけではないようだが。
ハンジ「……リヴァイは昔の自分とAを重ねているのかい？」
『あ…？どういうことだそりゃあ』
ハンジ「すごくこう…可愛がっているじゃないか。それに私は似ていると思ったよ、リヴァイとA。」
まあAの方が圧倒的に扱いやすいけどね！
とまたいらねえ事をいいやがる。
『…羨ましいと言った』
ハンジ「羨ましい？」
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ヒョナ(プロフ) - 起きたらセブチのやつ更新待ってます！！(；＿；) (2021年1月11日 13時) (
レス) id: ffaa3e2206 (このIDを非表示/違反報告)
星夏(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます^_^、進撃の巨人の小説書くの初めてなのでそう言って頂けて嬉しいです（ ; ; ）。更新頑張ります！ (2020年12月25日 22時) (レス) id: 9608ab7c8f (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 初コメントです。年齢の話を読んだ時、面白くて吹き出しました。更新、頑張って下さい！ (2020年12月23日 16時) (レス) id: 33e7334c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星夏
| 作成日時：2020年12月16日 21時
