My lxxx！02 (ページ48)

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戦士と愛情ページ48

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「いやぁ久しぶり久しぶり！！こんな男前達が来てくれるとは！！あ、店CLOSEにさせるか。」

dt「あ、閉店時間まで待ちます。」

「いいのいいの！もうそろそろ終わらせようとしてたし。皆と話したいし！」

そう言ってガハガハと笑って外に出たのは以前宮舘に声をかけたケーキ屋の店主。
あまりの豪快さに、目黒は少し引いていた。
渡辺も苦笑いを浮かべている。

宮舘に誘われ渡辺と目黒の三人で店を訪ねたものの、中々本題にはならずに店主の自慢話が続く。

「いや俺もね？君達みたいに若いときはモテてたんだよ？今じゃ太ったおじさんだけどさ。いやぁ皆男前だから参っちゃうよ。他の六人もそうなのかい？」

dt「…まあ、皆男ではあるけど。」

nb「まあ皆男前なんじゃないの？」

mg「…自分で言う？」

くだらない話で盛り上がっていく現状に目黒は一つため息をついた。

「こんなに若いのに、亡くなってるんだもんね。」

dt「まあ、そうですね。」

「君は事故って聞いたけど、目黒くんは？あ、言いたくなかったらいいんだけどね。」

そう言ってまた豪快に笑いだした。なんだかその姿に、口が開く。

mg「自分で、飛び降りました。学校の屋上。」

「…あー、やっぱりそうか。」

mg「悲しい顔しないでください。俺はこれを悪いことだと思ってないんで。幸せを掴むためには必要なことだったんですよ。」

「幸せを掴むために、飛び降りたの？」

mg「はい。」

真っ直ぐケーキ屋の店主の目を見つめる。
店主はそうかそうかと呟くと、豪快な笑顔を消し、少し悲しそうな顔で笑っていた。