HIDE IN SEW

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−−佐久間−−−−−−−−−−−−−−−−



ラ「家の中こんな風になってたんだ…。」


舘「かなりちゃんとしてるな。」


あれから１週間がたち、まだ皆怪我が完全回復ではないがあまり俺たちの存在がバレないようにと１週間で追い出された。そして家に戻ってきたのだ。今度は6人ではなく９人で。

ラウールと阿部ちゃん、舘さんはその間収監されていたが、今日釈放された。
そう、３人が仲間になることが認められたのだ。
しかし、ラウールは別だ。



ラ「え、何で俺だけ駄目なの！？」


「さすがに未成年を国で雇うことは出来ないからな。仕事に付いていくことを禁止するなら他の人と一緒に暮らしても構わない。」




そう言われ渋々承諾してこの家にやって来たのだ。皆も病院からようやく帰ってこれたといくつかの荷物を家に運びいれる。




向「ちょっと！俺のこともうちょい労ってくれません？」




康二くんの声が聞こえる。一番重症で包帯ぐるぐる巻きの康二。

あのあと他の皆は重くても骨折ぐらいで済んだものの、康二は腹を撃たれ、そのあと放置。
３日間生死をさまよっていた。
一度心肺停止したこともあった。
病院で皆で駄弁っていたら康二の心電図がピタッと止まりピーという音が鳴り響いたのだ。





向「ほんと、皆さんおかしいんちゃいますか？朦朧とした意識のときにこうじーー！て声聞こえたけど叫んだって魂は戻ってきませんからね？
医者が気付かなかったら俺あのまま死んででましたからね！？」




この話はもう3度目だ。聞きあきた。

でも仕方ないと思い康二が持っている重い荷物を持ち、康二はめめに支えてもらいながら歩いている。


でもめめの背が高いため康二は普通に歩くときよりも大変そうだ。

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