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−−深澤−−−−−−−−−−−−−−−−−




外出禁止と翔太の怪我で皆はかなり落ち込んでいるようだ。
少しずつ怪我は回復する最中、今回の件で前以上に会話が減った。


それでも1人べらべら話す佐久間。




佐「ねえねえ、このカップラーメン食べていい?期間限定だけど。あっこのアニメ見たかったんだー!」





皆が落ち込む中、さらに全く喋らない俺に対しても会話を続ける。
言葉のキャッチボールは出来ないのに1人で話すだけで楽しそうにしている。
正直落ち込んでいる皆の姿を見たくなかったため、佐久間が周りを明るくしようとしている姿を見て自分としてはうれしかった。




佐「ねえねえ、なんでふっかは話さないの?」




前言撤回だ。
佐久間のその一言で少しずつ元気を取り戻していた皆の動きが止まる。

そこは皆触れないようにしていたところではないか。俺のデリケートなところではないか。

なぜこいつは今こんなことを聞くんだと驚くが佐久間に人を思いやる気持ちなどゼロだと一緒に生活していて理解していた。





向「いや、佐久間くんそれは別に聞かなくてもいいんじゃ、えっと、その。」





康二は慌てているのか何度も言葉を紡いでこちらに助け船を出そうとするが慌てすぎて何を言っているのかわからない。
まて、俺よりも慌てるな。今困っているのは自分なのだ。




渡「あー、俺も知りたーい。何したら喋るの?」




もう1人この中に空気が読めないやつがいた。
いや困る。そんなこと急に言われても心の準備がある。




佐「別に声は出るんでしょ?病院で普通に話してたじゃん。」


渡「え、そうなの?」






佐久間と俺は月に一回一緒に病院に通っていた。刑務所に居たときからしているただのカウンセリングだ。

そこでは普通に話すことができている。
まさかその姿を見られていたとは。
そして言われたくないことだった。
今この会話は全員が聞いている。






渡「なんだ。病気かなんかで声が出ないのかと思ってた。」





勝手に裏切られたとでもいうような顔で言われる。

佐久間を黙らせ、自分が喋らないことを皆が深刻に捉えないように紙に『そんなこと話したくねえよ!』と書き、渡した。




目「そうっすよ。どうでもいいじゃなですか。」



やっと出た普通の助け船に感謝し、その場を後にする。照の顔を見ることは出来なかった。

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..... - FYI, the word “ejaculation” is very inappropriate. (2020年7月10日 8時) (レス) id: cb998c405d (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。こういうタイプの佐久間くんをずっと追い求めていて本当に好みの作品に出会えて感激しております……。内容も面白くて読んでいて惹き込まれました。更新頑張ってください、これからも応援しています! (2020年3月14日 13時) (レス) id: 489a166a7a (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - いつも更新楽しみにしています!佐久間くんの罪だけ分かっている状態で他のメンバーの罪はどんなんだろう、どうやって判明するんだろうなんて思いながら読んでおります。お身体に気をつけて頑張ってください! (2020年3月12日 18時) (レス) id: bbbfe29df4 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年3月10日 17時

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